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葬儀序列 80歳の元総理と60歳の現総理、先に焼香するのは?

羽田孜・元首相の葬儀(写真/時事通信フォト)

 ジャニー喜多川氏(享年87)の「家族葬」には所属事務所のタレント総勢100人以上が集まった。さらに8月には「お別れの会」が予定されている。有名人の葬儀の裏には花の並べ方や焼香の順番まで、慎重かつ入念に準備された“序列”がある。

 業界が変われば葬儀の作法も変わる。政界の場合は、焼香や献花の順番に“暗黙のルール”がある。

「総理が参列するような大物政治家の葬儀の場合は、三権の長である現職総理と現職の衆参議長がまず焼香を済ませ、その後に元総理、元衆参議長。次に現職の大臣、元大臣の順番となる。同じ総理経験者でも、OBより現職が優先されるのです」(元議員秘書)

 昨年1月に亡くなった野中広務・元官房長官(享年92)のお別れの会は、野中氏の地元・京都のホテルで催され、約4000人が参列した。

「実行委員長は二階俊博・幹事長が務め、安倍晋三首相や森喜朗・元首相ら新旧の自民党重鎮が勢揃いしました。献花の順は安倍首相、大島理森・衆院議長を挟んでそのずっと後に森さんの順番でした。森さんにとって野中さんは、総理在任中に幹事長として支えてくれた盟友。しかも森さんは清和会のオーナーであり、安倍首相の大先輩にあたる。それでも葬儀の場ではあくまでも現トップである安倍首相が格上とされる」(野中氏の元関係者)

 野党・民進党で人生を終えた羽田孜・元首相(2017年8月没、享年82)の場合はどうだったか。

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