野中広務氏のお別れの会には4000人が参列した(写真/時事通信フォト)
「葬儀・告別式は青山葬儀所に約1800人が参列し、葬儀委員長を務めたのは当時の民進党代表だった前原誠司氏でした。しかし、焼香の順番はやはり参列していた安倍首相が一番先。元国会議員の場合には、葬儀委員長の挨拶のあとに弔詞を衆参議長が読むのも与野党関係なく決まっており、このときは自民党の伊達忠一・参院議長が読み上げました」(羽田氏の元公設秘書)
党派や親交の深さ、年齢などに関係なく、「現職の三権の長こそが最高権威」であるという考え方なのだ。
※週刊ポスト2019年8月2日号