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つるの剛士&LiLiCoが語る『トイ・ストーリー4』の魅力

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 大人でも楽しめると大ヒット中の映画『トイ・ストーリー4』。シリーズを通して『トイ・ストーリー』のファンだという、つるの剛士さん(44才)とLiLiCoさん(48才)がそれぞれその魅力を語る。

【つるの剛士さん】

子供たちとシリーズを見続けてきたと語るつるの(撮影/為広麻里)

 うちの子供たちが小さい頃から見続けてきたシリーズなので、毎回、子供の成長とおもちゃたちの成長をリンクさせてしまって、不思議な感覚になります。今作で改めて感じたのは、このシリーズはウッディの成長の物語なんだな、ということ。人生の分岐点に立って、葛藤したり迷ったりすることは誰にでもあると思うんですけど、彼の決断から「人はいつでも変われる、変わっていいんだ」と勇気をもらいました。

 ラストシーンのバズにも、成長した子供を見送る親の立場として大共感! ギャビー・ギャビーの決断にも、グッときましたね。「泣かないぞ!」と思って観たのに、しっかり泣かされてしまいました。

 そしてフォーキーは、このシリーズを象徴する存在だと感じました。鑑賞前は「何だろう、コイツは?」と思っていたのですが、「たとえゴミでも、人間の思いひとつで命が宿る」というメッセージに、心を打たれました。

 ちなみに、僕、ボー・ピープみたいな女の子が好きなんです。秘めた強さを持っている女性に弱くて。新たな生き方を見つけた彼女にも、グッときましたね(笑い)。

【LiLiCoさん】

『トイ・ストーリー4』の魅力を語るLiLiCo

 冒頭のまるで実写のような雨のシーンから引き込まれましたし、ドキドキと感動と笑いのバランスが絶妙でした。

 特にウッディとフォーキーが二人で歩いているシーンは、何回でも観たいほど! ウッディが、あんなにも“母性本能(!?)”をくすぐられるなんて驚きです(笑い)。

 ギャビー・ギャビーもよかったですね。強くありたいけど、その裏には不安に満ちた自信のない自分がいる。そんな彼女の勇気のある決断には、涙しました。

 それにしてもラストは本当に驚きました。「愛は勝つ!!」と言ったら言い過ぎかしら? でも続編が作られそうな余韻もありつつ、物語の全てがちゃんとオチきっているところもよかったです。劇中でウッディとハイタッチできずにかわいそうな目に遭うコンバットのカールが、最後の最後にっ!! もう、声が出るほどスッキリしたので、エンドロールまで気を抜かずにご覧くださいね!

※女性セブン2019年8月8日号

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