【計算結果】
 1プレイの得点確率に対して、ゲームを取る確率、セットを取る確率、試合に勝つ確率はどれくらいなのか。1プレイの得点確率を、60%、55%、53%、51%の4通りにおいてみる。計算結果は、別掲の表のようになった。

1プレイの得点確率が60%あると勝利確実?

1プレイの得点確率が60%あると勝利確実?

 1プレイの得点確率が60%ある場合(相手の得点確率は40%にとどまる場合)、ゲームを獲得する確率は73.6%、セットを獲得する確率は96.3%、そして試合に勝利する確率は99.95%、という計算結果だ。

 つまり、1プレイの得点確率が60%あると、ほぼ確実に試合に勝てる。この確率が55%や53%の場合でも、試合には95.3%や84.3%とかなり高い確率で勝てる。それどころか、両者がほぼ互角で、1プレイの得点確率が51%(相手の確率は49%)とわずかに相手を上回るような場合でも、試合に勝つ確率は63.2%とけっこう高い。

 これをバレーボール(6人制、5セットマッチ)、卓球(7ゲームマッチ)、バドミントンと比較したい。ここで、それぞれの球技の点数カウントの仕組みについても、簡単にみておこう。

 バレーボールは、先に25点を獲得したチームがセットを取る。ただし、点数が24-24で並んだ場合は、デュースとなって2点差をつけて相手を上回った場合にセットを取る。そして、先に3セットを獲得したチームが勝利する。

 ただし、セットカウントが2-2で並んだ場合は、第5セットは、15点を獲得したチームがセットを取って試合に勝利する。なお、第5セットの点数が14-14で並んだ場合は、デュースとなって2点差をつけて相手を上回ったチームが試合に勝利する。

 卓球は、先に11点を獲得したプレーヤーがゲームを取る。ただし、点数が10-10で並んだ場合は、デュースとなって2点差をつけて相手を上回った場合にゲームを取る。そして、先に4ゲームを獲得したプレーヤーが勝利する(7ゲームマッチの場合)。

 バドミントンは、先に21点を獲得したプレーヤーがゲームを取る。ただし、点数が20-20で並んだ場合は、デュースとなって2点差をつけて相手を上回った場合にゲームを取る。なお、デュースが続いて点数が29-29で並んだ場合は、30点目の点を獲得したプレーヤーがゲームを取る。そして、先に2ゲームを獲得したプレーヤーが勝利する。

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