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2019.08.26 16:00  週刊ポスト

柔らかい組織にできる軟部肉腫、放置して命を脅かすケースも

そのしこり、大丈夫?

 春先に妻と温泉旅行に出かけたAさん(68)。久しぶりに広い浴槽で体を伸ばし、日頃の疲れを癒やそうと浴槽の中で脚をマッサージしていたところ、内ももに違和感があった。

「皮膚の中に何か硬いコリコリしたものがあったんです。大きさは直径2cmくらいでしょうか。押したりつまんだりしても痛みがないので、ちょっとしたできものだと思い放置してしまいましたが……すぐ医者にかかればよかったと後悔しています」

 年齢を重ねるにつれ、体のあちこちに出現する「しこり」。Aさんのように脚に現われることもあれば、腕や肩、胸や背中のほか、首筋や鼠径部(太ももの付け根)など、全身のあらゆる場所に現われる。

 その中には大きめの「できもの」と思うようなものもあれば、赤く腫れ痛みを伴うもの、触れば皮膚とともに動くものもあれば、奥深くに埋まって動かないものもある。臭いを放つタイプもある。中には時間が経つうちに数が増えたり、大きくなるものもある。逆にいつの間にか小さくなったり、消えてしまったりもする。

 Aさんのしこりは、少しずつ大きくなっていき、5cmほどになったところで病院を受診することにした。医師が診察した結果、軟部肉腫と告げられた。

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