ディアンドルは牝馬らしからぬ馬格も魅力
北九州記念の1着馬ダイメイプリンセスが、セントウルSで6着。そのセントウルSで2、3着の3歳馬をねじ伏せて圧勝したタワーオブロンドンが、キーンランドCではダノンスマッシュに敗れている。そのダノンスマッシュは高松宮記念でミスターメロディとセイウンコウセイの後塵を拝し、そのミスターメロディはセントウルSで、セイウンコウセイはキーンランドCで・・・・そう考えると、過去のレース結果で比較するのはいかがなものか。
ここ3回のラグビーW杯の年は、2007年アストンマーチャン、2011年カレンチャン、2015年ストレイトガールと牝馬が勝っている。前日の日本対アイルランド戦の余韻が残る中、新たなヒロインの誕生に期待したい。
●ひがしだ・かずみ/今年還暦。伝説の競馬雑誌「プーサン」などで数々のレポートを発表していた競馬歴40年、一口馬主歴30年、地方馬主歴20年のライター。