「まだ若いので夜間高校からやり直すことも可能だが、多くの“先例”がある、ちゃんこ屋かラーメン屋あたりを開く可能性はあるでしょう。あとは185cm、151kgの体格を生かしてラグビーやアメフトなど、他のスポーツへの転身も選択肢になる」(古参力士)
ただ、これまで引退力士の“再就職先”候補のひとつだった「総合格闘技」の道は厳しそうだ。
「昨年、無免許運転で角界を追われた元関取・大砂嵐が総合格闘技のRIZINに参戦したが、その後も免許のないまま運転を繰り返していたことが発覚し、契約解除となった。そのトラウマがあり、総合格闘技団体には、“もう不祥事力士はいらない”という空気がある。貴ノ富士と契約するところもないだろう」(同前)
身から出た錆とはいえ、“再就職先”は簡単には見つからなそうだ。
※週刊ポスト2019年11月1日号