少額短期保険会社は、保険業界の中でもフットワークの軽いベンチャー企業的な存在。進取の精神に富んだ画期的な商品が生まれる一方、安定感に欠ける商品が含まれている可能性もある。

 ミニ保険の保険期間は、生命・医療保険が1年、損害保険は2年と短い。保障(保険金額)の上限も、死亡保険は300万円以下、医療保険は年間80万円以下、損害保険は1000万円以下などと決められている。その分、保険料は月額数百円からと安い。

 一方、保険会社が倒産した際にカバーしてくれる「保険契約者保護機構制度」のようなセーフティネットはなく、支払った保険料が生命保険料控除の対象にならないなどのデメリットもある。

「ユーザーには倒産リスクがいちばん気がかりでしょうが、実は、契約高に応じた供託金を積むことが義務づけられており、万一の場合にも備えられています。過去、廃業した例がありましたが、保障業務はしっかり行われた実績があります」

 いずれにしても、諸条件に伴って発生するメリット・デメリットの見極めが大切だ。

※女性セブン2019年11月7・14日号

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