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2019.10.25 07:00  週刊ポスト

ラグビー・松尾雄治氏、練習試合へ45km走ってボロ負けの過去

松尾氏が高校時代を振り返る

 大学時代、社会人時代を振り返っても、あれほどつらかった日々はありません。もう毎日誰かがいなくなって、音信不通になる。今の日本代表がいくら猛練習したっていっても、アレにはかなわないよ(笑い)。

 東海大学で練習試合をやったときは、45キロ離れたグラウンドまで走りました。早朝に出発して、着いたのは午後3時半ですよ。しかも、水をたっぷり入れた重いヤカンを持って走っているヤツまでいる。水なんて道中どこでもあるのに、一体何を考えてるんだって(笑い)。もちろん試合はぼろ負けです。

 そういう日々を繰り返していたから、目黒高校は元不良や未経験者ばかりの集まりで、フォワードの平均体重80キロとものすごく軽かったのに、それでも日本一になれた。効率を求める現代とまるで違う方法論の時代でした。隔世の感がありますね。

【プロフィール】まつお・ゆうじ/1954年東京都生まれ。目黒高校、明治大学、新日鉄釜石で活躍。日本ラグビー史上最高のスタンドオフと呼ばれる。明大を初の日本一に導き、1979年からは新日鉄釜石の選手、主将、監督兼選手として社会人選手権、日本選手権7連覇を達成する。

※週刊ポスト2019年11月1日号

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