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存続危ぶまれる東京モーターショーで見る価値ありの5台

(2)フィット4/ホンダブース

世界初公開したホンダの新型フィット

世界初公開したホンダの新型フィット

 ホンダのファミリーカー、フィットが来年2月、第4世代に切り替わる。新型は5タイプのデコレーションを持つワイドバリエーションが特徴だが、ホンダブースには全タイプが展示されていた。

 このフィットもフェアレディZ 50th Anniversaryと同様、市販車だ(こちらはまだ予定車だが)。それをモーターショー会場で眺める意味ありとピックアップした理由は2つある。

 ひとつは造形が写真と実物で相当に違うということ。筆者は写真→実物という順番で見たのだが、写真で抱いた悪印象が実物で払拭されたような感覚であった。シトロエンのマルチスペースハッチバック、旧型ピカソに似た、モダンフレンチ風である。

 もうひとつの理由は、そのフィットが生産上の不具合によって発売が当初の今年12月から来年2月に延びたこと。つまり、しばらくは実物を見ることができないのだ。ホンダブースでは実車がステージだけでなく立ち入り可能エリアにも平置きされているので、遠慮なく見ることができる。

(3)WaiWai/ダイハツブース

WaiWai(ダイハツ)

WaiWai(ダイハツ)

 伝統的に東京モーターショーでの目立ち度が高いのがダイハツ。昔は派手なステージパフォーマンスを披露して注目を浴びていたし、コンセプトカーも遊び心系が多かったり。大阪人的ノリの良さを気持ち良いくらい丸出しにした同社ブースは長年モーターショーに通っているファン層の間では何気に有名なのだ。

 そのダイハツが今回製作したコンセプトカーの中で目を引いたのは、ミニバン「WaiWai」。ハッキリ言って超かわいい。ラブリー系軽トールワゴン、ムーヴキャンバスをパワーアップさせて2×2×2の6人乗りワゴンにしたような感じだ。全幅1.66m、全長4.2mという小さなサイズながら、内部はとても広く見える。ルーフはデュアルキャンバストップで、開放感も抜群だ。

 ダイハツ関係者によれば、この手のモデルの商品企画は存在するとのことだが、一般顧客がどう見るかは未知数ということで、デザイン提案含めて出品してみたとのこと。来場者のリクエスト次第では実際に出てくるかも!?

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