芸能

米津玄師、あいみょん、スピッツ 「紅白出場辞退」の真相

あいみょんも2年連続出場は実現せずか

 今年で70回目の節目を迎えるNHK紅白歌合戦。既に43組の出場歌手が発表されているが、「令和初」となるだけに、NHKは大物歌手との交渉を続けているといわれている。しかし、ある関係者はこう漏らす。

「出場が確実視されていた米津玄師さん(28才)、あいみょんさん(24才)、スピッツら、目玉アーティストがリストに入っていないことに驚きました。この3組が“出場を辞退した”という情報も出ています」

 米津は2018年の紅白に初出場。地元・徳島県の大塚国際美術館から生中継で大ヒット曲『Lemon』を熱唱したことが大きな話題を呼んだ。

「米津さんサイドは“出ない”と明確に伝えたそうです。紅白初出場となる菅田将暉さん(26才)の『まちがいさがし』とFoorinの『パプリカ』は、どちらも米津さんが作詞作曲した曲。“米津銘柄”が多い紅白に、本人が出ないのはNHKとしては消化不良でしょう」(音楽関係者)

 2019年度の「ビルボード2019年間トップアーティスト」で米津を抑えて総合1位になった、あいみょんも2年連続の出場はなさそう。さらにNHKの朝ドラ『なつぞら』の主題歌を歌ったスピッツは、初出場が既定路線といわれていたが、こちらも現状では名前がない。

「彼らには早い段階でオファーがあったといわれています。現状でリスト外ということは断った可能性が高い。出場を辞退するアーティストの多くは、紅白の“拘束時間の長さ”を理由にあげるとか。リハーサルを重ね、本番での司会者との質疑応答も一字一句決まっていて、せりふを覚えないといけない。年末年始の多忙の中、紅白に多くの時間を割く必要に迫られるのです」(別の音楽関係者)

 以前に比べて、紅白出場を魅力的に感じなくなったのも理由の1つかもしれない。

「若い世代でテレビ離れが進んでいることもあり、出場にさほど魅力を感じないアーティストも増えているのは事実です」(芸能関係者)

 出場辞退情報のある3組に取材すると、米津の事務所は「お伝えできることはありません」と言うのみ。

 スピッツの所属レーベルは「オファーがあったかどうかも含め、お答えすることはできません」と答えた。

 あいみょんの事務所は、期日までに回答がなかった。

 12月5日の定例会見で、NHKは出場者について「ギリギリまで精一杯やらせていただきます」と繰り返したが、サプライズは起こるのか――。

※女性セブン2020年1月1日号

関連記事

トピックス

第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
(撮影/田中麻以)
【高市早苗氏独占インタビュー】今だから明かせる自民党総裁選挙の裏側「ある派閥では決選投票で『男に入れろ』という指令が出ていたと聞いた」
週刊ポスト
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
タイと国境を接し、特殊詐欺の拠点があるとされるカンボジア北西部ポイペト。カンボジア、ミャンマー、タイ国境地帯に特殊詐欺の拠点が複数、あるとみられている(時事通信フォト)
《カンボジアで拘束》特殊詐欺Gの首謀者「関東連合元メンバー」が実質オーナーを務めていた日本食レストランの実態「詐欺Gのスタッフ向けの弁当販売で経営…」の証言
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《ベイビーが誕生した大谷翔平・真美子さんの“癒しの場所”が…》ハワイの25億円リゾート別荘が早くも“観光地化”する危機
NEWSポストセブン
戸郷翔征の不調の原因は?(時事通信フォト)
巨人・戸郷翔征がまさかの二軍落ち、大乱調の原因はどこにあるのか?「大瀬良式カットボール習得」「投球テンポの変化」の影響を指摘する声も
週刊ポスト
公然わいせつで摘発された大阪のストリップ「東洋ショー劇場」が営業再開(右・Instagramより)
《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン
なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
沢尻エリカ、安達祐実、鈴木保奈美、そして広末涼子…いろいろなことがあっても、なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
女性セブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
16日の早朝に処分保留で釈放された広末涼子
《逮捕に感謝の声も出る》広末涼子は看護師に“蹴り”などの暴力 いま医療現場で増えている「ペイハラ」の深刻実態「酒飲んで大暴れ」「治療費踏み倒し」も
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン
松永拓也さん、真菜さん、莉子ちゃん。家族3人が笑顔で過ごしていた日々は戻らない。
【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン