3年間で3749人も志願者を減らした早稲田大学

早稲田大学系の中学入試は激戦必至か

 11月のSAPIXオープン(他塾生も受けられる)の数字を見てみると、男子では2月1日が受験日の中学では、慶應普通部、早稲田大学高等学院、中央大附横浜(第1回)、2月2日校では明大中野(1)、立教池袋(1)、法政大第二(1)、慶應湘南藤沢、学習院(1)が前年よりかなり志望者を増やしています。つまりほとんどの付属校が2019年度より受験者が増えそうです。

 そうした中で、敢えて“狙い目校”を探すと、早稲田系、慶應系では早稲田(2月1日は横ばい、3日は減)、早稲田実業(2月1日)、慶應中等部(2月3日)くらいしかありません。学習院は2月2日は増えていますが3日は横ばい。共学の明大明治も2月2日は増えていますが3日は横ばいです。

 3日の受験日に志望者数が減っている学校があるのは、青山学院が2日が日曜日にあたるため試験日を2月2日から3日に移動させたことが原因で起きています。つまり2月3日は付属校の多くが受験生の分散により易化しそうなのです。逆にいえば青山学院がいなくなる2月2日の付属校は難化しそうです。

 その青山学院ですが、男子はかなり志望者が減っています。3日が慶應中等部、学習院(2)、明大明治(2)、法政大学(2)などとバッテイングするため、狙い目になるとみていいでしょう。2日の立教池袋(1)は青山学院がいなくなる影響がもっとも出ていて、間違いなく難化しそうです。

 中央系では、いずれも2月1日が受験日の中央大附(1)が横ばい、中央大附横浜(1)が増えています。法政系では、法政大学が(1)・(2)とも横ばい、法政大第二(1)が増えています(第2回試験は2月4日)。

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