このように、各自治体で考え方や対応に違いがある。そのため、災害時のペットとの避難において、自治体にばかり頼るのには限界がある。飼い主はまず、住まいの自治体がペットの同行避難について、どのような考えを持っているのか、あらかじめ情報収集をしておく必要がある。
さらに、避難所以外に、親類や友人、ペットを保護してもらえる民間団体などに前もって連絡をするなどし、ペットの預け先を確保しておくことも大切だ。
それと同時に、ペット用の“非常時持ち出し品”を用意しておくなど、日頃から防災意識を高めておく必要がある。愛猫を守れるのは、飼い主だけなのだ。
【用意しておきたいペットの防災用具】
・リード(ハーネス)
・食器
・食べ慣れたペットフードや水(最低5日分)
・常用している薬
・糞尿処理用具
・キャリーケース
※女性セブン2020年1月1日号