ライフ

これさえ片付ければ福が来る! 12の開運お掃除ポイント

10分でできる、福が来るお掃除ポイント(写真/PIXTA)

 新年に気になるのが「今年の運勢」。歴史ある白い表紙の「神宮館高島暦」を、書店で見かけたことがある人も多いのでは。その著者に自宅のお掃除「開運ポイント」を直撃! 子年にササッと運を呼び込む秘策とは──。

 *
 新年の運勢を知るために求める人が多い「神宮館高島暦」(神宮館)は、易学の集大成ともいわれる書物「高島易断」をもとに書かれた本で、100年以上の歴史がある。

「毎日の占いはもちろん、人相・手相の見方、家相学、姓名学、冠婚葬祭の心得など実用的な情報も多く入っており、辞書のようになっています」と言うのは、現在の著者である松本象湧(まつもとしょうゆう)さん。

「令和2年をいい年にするためには掃除が大切です。新年になると各家には年神様(福の神)がやってきますが、福の神は玄関からお入りになるので、まずは玄関をきれいにしましょう。

 そして、不浄な場所であるキッチンやトイレをピカピカにすること。鏡などもきれいに磨いておくといいですね」(松本さん)

 掃除を始める時は、場を清める意味で白いきれいな布などを使うこと。洗ってあっても使い古した雑巾やマスクは避け、1枚でもいいので必ず新しいものを用意しよう。

「掃除の後、令和元年の場合は12月28日に門松やしめ縄を飾りましょう。ただし、この日は友引なので、凶にあたる11〜13時の間は避けましょう。

 また令和2年は、九星気学では七赤金星の年で、ラッキーカラーは、赤やオレンジです。きれいにした玄関やリビングなどに暖色系のモノを置くのが吉ですね」(松本さん)

 ところで、効率よくきれいにする方法はないものか? 日本ハウスクリーニング協会指導員の佐和田久美さんはこう話す。

「キッチンなどのステンレス部分や蛇口、鏡など、磨けば光る部分がきれいになると、掃除後の満足感も上がります。これらは1か所10~15分もあれば充分きれいにできるので、乾拭きまでしっかり行いましょう」(佐和田さん)

 下記の開運掃除ポイントを参考に、よい年を迎えましょう。

◆玄関のお掃除ポイント

【松本さん直伝!『玄関』開運ポイント】
 自分たちが出入りするだけでなく、福の神が出入りする場所でもある玄関は、家の中で最も重要な場所です。

 掃除以外に気をつけることは、傘や靴を玄関に出しておかないこと。これらは外から悪い気をくっつけてきてしまうため縁起が悪いとされているのです。傘は見えないように玄関の棚などに収納を。靴は最小限出して、あとは下駄箱に入れておきましょう。

 また、玄関のドアを開けて目の前に鏡があると福の神がびっくりしてしまうので、正面に置くのは避けましょう。

・鏡
【1】洗剤を使うと拭きムラが残るため、乾拭きでもきれいに汚れが落ちるようなら、乾いた布でしっかり拭く。汚れがひどい場合は、バケツ半分くらいに中性洗剤2〜3滴を入れた水を含ませた布で、水拭きをする。

【2】水拭きの後、極細の化学繊維を使ったマイクロファイバークロスで乾拭きをすると、繊維が残りにくい。拭く場合は、S字ではなくコの字に拭き、最後に周囲をぐるっと拭けば、拭きムラが残らない。

関連キーワード

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
「よだれを垂らして普通の状態ではなかった」レーサム創業者“薬物漬け性パーティー”が露呈した「緊迫の瞬間」〈田中剛容疑者、奥本美穂容疑者、小西木菜容疑者が逮捕〉
NEWSポストセブン
1泊2日の日程で石川県七尾市と志賀町をご訪問(2025年5月19日、撮影/JMPA)
《1泊2日で石川県へ》愛子さま、被災地ご訪問はパンツルック 「ホワイト」と「ブラック」の使い分けで見せた2つの大人コーデ
NEWSポストセブン
男が立てこもっていたアパート
《船橋立てこもり》「長い髪に無精ヒゲの男が…」事件現場アパートに住む住人が語った“緊迫の瞬間”「すぐ家から出て!」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《美女をあてがうスカウトの“恐ろしい手練手管”》有名国立大学に通う小西木菜容疑者(21)が“薬物漬けパーティー”に堕ちるまで〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者と逮捕〉
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で「虫が大量発生」という新たなトラブルが勃発(写真/読者提供)
《万博で「虫」大量発生…正体は》「キャー!」関西万博に響いた若い女性の悲鳴、専門家が解説する「一度羽化したユスリカの早期駆除は現実的でない」
NEWSポストセブン
江夏豊氏が認める歴代阪神の名投手は誰か
江夏豊氏が選出する「歴代阪神の名投手10人」 レジェンドから個性派まで…甲子園のヤジに潰されなかった“なにくそという気概”を持った男たち
週刊ポスト
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
悠仁さま、筑波大学で“バドミントンサークルに加入”情報、100人以上所属の大規模なサークルか 「皇室といえばテニス」のイメージが強いなか「異なる競技を自ら選ばれたそうです」と宮内庁担当記者
週刊ポスト
前田健太と早穂夫人(共同通信社)
《私は帰国することになりました》前田健太投手が米国残留を決断…別居中の元女子アナ妻がインスタで明かしていた「夫婦関係」
NEWSポストセブン
子役としても活躍する長男・崇徳くんとの2ショット(事務所提供)
《山田まりやが明かした別居の真相》「紙切れの契約に縛られず、もっと自由でいられるようになるべき」40代で決断した“円満別居”、始めた「シングルマザー支援事業」
NEWSポストセブン
新体操「フェアリージャパン」に何があったのか(時事通信フォト)
《代表選手によるボイコット騒動の真相》新体操「フェアリージャパン」強化本部長がパワハラ指導で厳重注意 男性トレーナーによるセクハラ疑惑も
週刊ポスト
1990年代にグラビアアイドルとしてデビューし、タレント・山田まりや(事務所提供)
《山田まりやが明かした夫との別居》「息子のために、パパとママがお互い前向きでいられるように…」模索し続ける「新しい家族の形」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【国立大に通う“リケジョ”も逮捕】「薬物入りクリームを塗られ…」小西木菜容疑者(21)が告訴した“驚愕の性パーティー” 〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン