「春画に対するイメージはお客様それぞれですので、展示する店はほとんどありません。お客様から、“春画はありますか”とお声がけいただいた際に、保管している作品をお出しします。当ギャラリーでは在庫状況が日々変わるので、基本的にはお電話でお求めのものを伺ってから、ご来店いただくことがほとんどです」(同前)
高額商品ばかりではなく、手が届く価格帯の商品もある。
「小さいサイズの豆判なら5000円からございますし、一点物の肉筆なら数百万円する商品もあります。小さい商品なら購入されたままお持ち帰りもできますし、大きな商品は後日、丁寧に発送いたします」(同前)
その昔、春画は正月を祝う「縁起物」として発売されていた。新たな年を迎える今の時期こそ、買い時かもしれない。
※週刊ポスト2020年1月3・10日号