国内
2019.12.31 07:00 女性セブン
桜えびが記録的不漁、南海トラフは起きかけているとの指摘

阪神・淡路大震災では橋脚が折れた(共同通信社)
「2011年の東日本大震災でプレート間の摩擦が減り、太平洋プレートの先端が北米プレートの下に沈み込む速度が速くなりすぎて、太平洋プレートが引きちぎれてしまうとアウターライズ地震が発生します。
ここ最近、茨城県北部や栃木県北部などで相次ぐ震源の浅い地震は、アウターライズ地震の予兆とみることができます。実際にインドネシアでは2004年にM9.1のスマトラ島沖地震が発生し、その8年後の2012年にM8.6のアウターライズ地震が発生しました。東日本大震災から8~9年となる現在、いつアウターライズ地震が起きてもおかしくありません」
さらに注意すべきは、「地震の連鎖」が起きるのは国内に限らないということだ。
2011年2月にニュージーランドでM6.1の大地震が起きると、その約20日後に東日本大震災が発生し、2016年2月に同じくニュージーランドでM5・8の地震が起きると、その2か月後にM7.2の熊本地震が発生した。
2019年6月にはニュージーランド付近でM7.4の地震が発生しており、どうしても気になってしまう。
「地球の表面は15~16枚のプレートで覆われていて、どれか1つが動くと、短期間で連鎖的に動く可能性があります。しかも日本とニュージーランドは同じ太平洋プレートの影響を受けるので、両国の地震の連鎖には注意すべきです。
そもそも日本の首都圏は、太平洋プレート、フィリピン海プレート、北米プレートの3枚が重なり合う世界随一の危険地帯であり、どれか1つでもひずみで割れたら、地震が発生します。日本人はいついかなる時も、地震を警戒すべきなのです」(高橋さん)
※女性セブン2020年1月2・9日号
トピックス

桑田佳祐 「東京五輪応援ソング」披露に込めた、東北復興への思い
NEWSポストセブン

「国公立大医学部」合格者ランキングトップ30 コロナ禍でも躍進した学校は?
NEWSポストセブン

『名探偵コナン』と鉄道の浅からぬ関係 国交省は速達性向上を真剣に検討
NEWSポストセブン

報じられない聖火リレーの真実 大音量のスポンサー車両がズラリ
週刊ポスト

小室文書 遺族年金不正受給疑惑など都合の悪いことは書かれていない
女性セブン

巨人・菅野智之とモデル・野崎萌香が破局 「別れを切り出したのは彼女」
NEWSポストセブン

「目と鼻のない娘」が18才になり、母が感じたエンタメの可能性
NEWSポストセブン

「咄嗟に隠し撮りする人」小室圭さんに屈服せざるを得ない秋篠宮家
女性セブン