当初から同作ホームページの「番組紹介 物語」には、「夫や息子のかたわらで、大好きな陶芸にいそしむ喜美子。だが、幸せなはずの生活は思惑どおりにはいかず、大きな波乱が彼女を待ち受けている。どんなにつらいことがあっても、陶芸への情熱は消えることがない。喜美子は自らの窯を開き、独自の信楽焼を見出していく。」と書かれていました。

 もともと「スカーレット」には、緋色(燃える炎の色)という意味があり、「逆境によって喜美子の才能が燃え盛る」という展開も十分考えられるのです。八郎と三津の駆け落ちが描かれるかどうかは別にしても、喜美子にこれまで以上の逆境が訪れるのは間違いありません。1月下旬の話題をさらいそうなだけに、ぜひチェックしてはいかがでしょうか。

【木村隆志】
コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。

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