戸田恵梨香一覧

【戸田恵梨香】に関するニュースを集めたページです。

松坂桃李、戸田恵梨香と結婚後の激変「ゲームより家事、そば、ペン習字」
松坂桃李、戸田恵梨香と結婚後の激変「ゲームより家事、そば、ペン習字」
 今、最も乗っている俳優は、やっぱりオーラも一味違う。3月下旬の夜。都内のニッポン放送には、「菅田将暉のオールナイトニッポン」の最終回のはずが、俳優の松坂桃李(33才)が、黒いバンから降りてきた。ブラウンのシャツに黒のパンツ姿。マスクのため目元しか見えないのに、はっきりと漂うイケメンの香り。関係者に、目を細めてほほ笑みかけたその姿は、やはり華やかでほかの男性とは違った空気をまとっていた。 菅田が新型コロナウイルスに感染したことを受けて最終回は延期に。この日、松坂が”代打出演”したのだった。あるテレビ局関係者は「相変わらず、ラジオでは趣味のデジタルカードゲーム『遊戯王 マスターデュエル』の話などを、ハイテンションでしゃべっていました。でも、実生活では、独身時代のようにゲームに没頭するわけではなく、積極的に家事をやっていると聞きますね」と話した。 新型コロナウイルス禍の2020年12月10日に、女優の戸田恵梨香(33才)との電撃結婚を発表。それまで芸能関係者からはノーマークだっただけに、大きなインパクトだった。 たしかに、3月31日から放送が始まったテレビCM『リクルートダイレクトスカウト』の取材でも、「結婚をして家事をするようになって、仕事に行く前と帰宅後に何をするか。スケジュールを、頭の中できちんと組み立てるようになりました」と明かしている。 冒頭の菅田のラジオでも、1月にゲスト出演した際には「結婚してから『(ゲーム)課金は無いな。やめるか』となって、そばを打ち始めたのよ。めちゃめちゃおもしろい、奥が深くて!」と、家庭的に変化してきたことも語っていた。 妻の戸田は、昨年7月クールの連続ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』の主演後は、しばらく休養。内定していた映画やこの春の主演ドラマを、ひっそりと降板していたとされている。ある芸能関係者は「昨年夏以降、体調を崩して、やむなく仕事をセーブしたとのことでした。その間は、夫の松坂さんがサポートしてくれていたそうです」と話す。 戸田は、無事に3月末発売のファッション誌にモデルとして“復帰”。ロングヘアをばっさりと切ったベリーショートヘアにした姿も、公式インスタグラムで公開し、元気になった様子をファンに届けた。「2021年の松坂さんは、NHK『今ここにある危機とぼくの好感度について』やテレビ朝日『あのときキスをしておけば』の連ドラに主演。映画も『あの頃。』と『孤狼の血 LEVEL2』に主演した上に、吉永小百合さん(77才)主演の『いのちの停車場』や社会派作品『空白』と、話題作に次々出演して、飛躍の年でした。プライベートで仲の良い先輩俳優の小栗旬(39才)にも『急激に進化してるんだなぁ、すげえな』と絶賛されるなど、業界内外でさらに注目が高まっています」(前出・スポーツ紙記者) 2年前の2020年3月の日本アカデミー賞で、映画『新聞記者』の演技で、最優秀主演男優賞を受賞してから、今年3月の同賞でも、『孤狼の血 LEVEL2』で優秀主演男優賞に輝くなど、着実に実力と実績を積み上げてきている。「結婚発表時の直筆コメントのためにと、ステイホーム中にペン習字を習うなどのまじめさも、公私に渡って好影響をもたらしているのでしょう。普通のイケメン俳優は、結婚後には人気が落ち着く傾向ですが、松坂さんは例外ですね」(前出・テレビ局関係者) 冒頭、ラジオ局で出待ちをしていた10人前後の松坂より年上の女性ファンたちは、松坂を見た瞬間、溢れんばかりの黄色い声援を送った。女性人気は衰え知らず。今後も芸能界のスター街道を走り続けていくだろう。
2022.04.21 16:00
NEWSポストセブン
4月上旬、愛犬とともに外出した戸田
降板が相次いだ戸田恵梨香が復帰 松坂桃李は家事で支える寄り添う夫婦生活
 大胆なヘアスタイルの変化と力強い眼差し──ファンは彼女の激変に“完全復帰”を期待している。3月30日、ロングヘアをバッサリ切ったベリーショート姿を自身のインスタグラムにアップしたのは戸田恵梨香(33才)だ。「戸田さんは昨年10月、クランクインが1か月半後に迫った映画を突然降板すると、それ以降は仕事をセーブしてきました。今回の投稿は、3月末発売のファッション誌でモデルを務めたときのもの。“復帰”ともとれる内容にファンは喜んでいます。ネット上にはファンの“カッコいい”“ショートかわいすぎる”といったコメントがあふれていますが、関係者の中にはその変貌ぶりに驚いている人もいるようです」(芸能関係者) 戸田が降板したのは映画だけではなかった。主演が決まっていた今年4月クールのドラマ『持続可能な恋ですか??~父と娘の結婚行進曲~』(TBS系)への出演もキャンセルしていた。同ドラマは上野樹里(35才)が代役を務め、4月19日から放送がスタートする。戸田の“ドタキャン”が伝えられた当時、現場は大慌てだったという。「主演クラスの俳優は、1年以上前からスケジュールを押さえる必要があり、代役探しは難航したようです。“戸田さんが出るなら”と出演を決めた俳優さんもいたようで、共演者への説明も大変だったとか」(前出・芸能関係者) 戸田の降板理由については「精神的な不調」などと報じられたが、所属事務所からの正式な発表はなかった。そのため、ファンの間でさまざまな臆測が流れた。なかには、2020年12月に結婚した松坂桃李(33才)との“おめでた”を連想し、祝福するファンもいた。「妊娠ではありません。彼女が不調を来したのはプロ意識の高さゆえです」 と明かすのは彼女を知るドラマ関係者だ。 相次いで仕事をキャンセルする直前の昨夏、戸田は主演ドラマ『ハコヅメ?たたかう!交番女子?』(昨年7月クール・日本テレビ系)の撮影に励んでいた。当時は新型コロナが猛威を振るっており、撮影現場でも感染者が出るなどして撮影がたびたびストップ。スケジュールがタイトになり、撮影はかなりハードなものになった。「座長の戸田さんは、なんとか撮影現場をまとめようと奮闘していました。いい作品を少ない時間で作ることに相当なプレッシャーを感じていたようで、日を追うごとに疲弊していったんです。『ハコヅメ』の撮影終了後、彼女は限界を感じ、事務所の社長に泣きながら深刻な不調を報告しました。ただならぬ状況を察した事務所が、主演予定だった映画とドラマサイドに謝罪し、降板を受け入れてもらったのです。 責任感の強い彼女ですから、あのタイミングでの降板がどれだけ迷惑をかけるかわかっていました。それでもその選択をしなくてはいけないほど、深刻な不調に陥っていたんです」(戸田の知人) 以後、戸田は“療養生活”を始めたという。そんな戸田を支えたのは松坂だった。「松坂さんも今年5月に主演映画の公開を控えるなど多忙な身ですが、自宅では”自分にできることは何か”を考えて、戸田さんに対してさまざまな気遣いを見せていたようです。おかげで彼女も、ゆっくりリフレッシュできたのではないでしょうか」(前出・戸田の知人) 戸田が冒頭のようにインスタを更新した同日、松坂は出演したテレビCMのインタビューで「結婚して家事をするようになって、仕事に行く前と帰宅後に何をするかスケジュールを頭の中できちんと組み立てるようになりました。うちは家事に関してはできる人がやっているので」と、妻に寄り添う夫婦生活を明かしている。「松坂さんの助けもあって、体調は少しずつ回復しているようです。彼女が髪を切ったのは昨年末で、気分転換もかねてショートに挑戦したようですよ」(前出・戸田の知人) 完全復帰も近いようだ。※女性セブン2022年4月21日号
2022.04.08 07:00
女性セブン
「ヒロインの母」が似合う草刈民代 その娘役に「家事が苦手」の共通点
「ヒロインの母」が似合う草刈民代 その娘役に「家事が苦手」の共通点
 高畑充希主演の連続ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』(日本テレビ系、毎週水曜夜10時〜)。物語の中盤(第6話)、ヒロインの母親として登場した草刈民代(56)を目にしたドラマオタクでエッセイストの小林久乃氏は、あることに気が付いたという。1980年代からバレエダンサーとして活躍し、映画『Shall we ダンス?』(1996年)で映画初出演・同主演を果たした草刈民代が、近年ドラマで演じる「母親役」の共通点について、小林氏が綴る。 * * *『ムチャブリ!』を見ていたら、役柄によるひとつの共通項に気づいてしまった。2月16日放送の第6話では、突然社長に任命されたキャリウーマンなのに実は家事がからきし……の、高梨雛子(高畑充希)の自宅に、突然母親が押しかけてきた。演じているのは女優の草刈民代である。愛する旦那が自分に断りもなく退職金を使い込んだと憤慨して、家出をしてきた。「あれ? ドラマの娘役……ひょっとして家事が苦手な人ばかりでは?」。最近の作品を並べてみると、草刈民代演じる母の娘たちは見事に家事を苦手としていた。一体なぜなのか、私なりの推論を並べてみたい。『大恋愛』の戸田恵梨香、『わたなぎ』の多部未華子も まずは草刈さんが演じたここ数年間の代表的な母親役とその娘たちを振り返ろう。まずは毎週泣かされてしまった『大恋愛〜僕を忘れる君と〜』(TBS系、2018年)の北澤薫役。レディースクリニックの院長を務めるシングルマザーで、娘は同じく医師で、主人公の尚(戸田恵梨香)。小説家の間宮真司(ムロツヨシ)と恋愛関係から、夫婦になるものの、尚は当初は全く料理ができなかった。 ただこのドラマ、薫が尚の元カレと結婚するというトンデモ展開に圧倒されて、娘の家事のできなさは特に気にならず。それから草刈さんが母親役として登場してきたインパクトは大きかった。「あの、草刈民代が……母親役?」と、二度見をして時間の経過を思い、しみじみしてしまった。 そして『私の家政夫ナギサさん』(TBS系、2020年)では、主人公・相原メイ(多部未華子)の母・美登里役。製薬会社に勤務するメイ、社内での評価も上々の優秀人材なのに全く家事ができない。その果てに家事代行を依頼する……ということになるのだが、この作品では母本人も家事が苦手という設定。セリフではなかったけれど「だって苦手なのだから仕方ないじゃない!」という、まるで娘役のような振る舞いが印象深い。 で、今回の『ムチャブリ!』の高梨令子役になる。雛子は家事が苦手だけではなく、計画性もゼロ。休みはゲームとビールがあればそれでいい。反するように家事は完璧、計画の実行力も高い令子。愛する娘とはいえ、どうしてもイライラしてしまうことも……という流れである。 以上、3人の娘たちに共通するのは家事が苦手であること。そして草刈さん演じる母親役に共通するのは、娘に「幸せな結婚をしてほしい」と願う点だった。さらに3人の母に共通していたのは、なんだかんだ言っても最終的には家族から愛されていた点だろう。『わたなぎ』の美登里は当初、次女との間のわだかまりを乗り越えて、最終的にいいおばあちゃまになっていた。「毒親」にはならない、潔く自由なイメージ 彼女の名前が一般に知られることになったのは、映画『Shall we ダンス?』で演じたダンス講師役。幼い頃からバレエを始めて、プロのダンサーとして培った肉体美。それは映画が公開された1996年当時、非常に稀有なものだった。まだ日本人の体型は膝より下の方が短く、女性が鍛え上げた体を誇ることはなかった。 同作でメガホンをとった映画監督の周防正行氏と結婚した後も、数々の作品で女優として活躍していく。時々、メディアで見かける二人の姿や、それぞれのインタビューから仲の良さが伝わってきた。 あくまでこれは私の印象だけど、草刈さんは、美しく、潔く、自由なイメージがある。自分の意志を貫き通すような強さを感じる。でもちゃんと夫には愛されて、愛して。草刈さんが演じている母たちは、全てそんなご本人のイメージと近い。ドラマで娘たちに言っていた「結婚して幸せにならなきゃダメじゃない!」というようなニュアンスのセリフ。そのまま言葉だけを読むのなら「毒親」になりかねないけれど、ご本人のイメージがミックスされると、見ているこちらもニヤリとしてしまう。 家事が苦手な娘たちも、草刈さんが演じる母親役と絶妙にマッチする。例えば3人の娘たちが、過去のドラマによく登場した一般的な母親(専業主婦、夫に仕える、黙って優しく家族を見守る)を相手にしていたら、非常に話が重たくなる。自分の不甲斐なさに娘たちは窮屈さを感じるだろう。これがあんなパキパキして時にはお父さんに甘えるようなお母さん=草刈さんだと、家事くらいはできなくてもいい、と娘もどこかで開き直ることができる。特に『わたなぎ』と『ムチャブリ!』で顕著に感じたことだ。 と、あくまで推論ではあるけれど、そんな彼女が演じる母親役はとても好きである。見ていて何の嫌味もない。でも本当に自分の母親だったら……との想像はいかんともし難い。【プロフィール】小林久乃(こばやし・ひさの)/エッセイスト、ライター、編集者、クリエイティブディレクター。これまでに企画、編集、執筆を手がけた単行本は100冊以上。近著に『結婚してもしなくてもうるわしきかな人生』(KKベストセラーズ刊)。2022年3月に新刊発売予定。静岡県浜松市出身。
2022.02.23 16:00
NEWSポストセブン
松坂桃李が語った
松坂桃李、両親のために一戸建て! 「ローン組めない」発言の真相
 暴力団組織を権力で押さえつける刑事からアイドルオタクまで──幅広い役になりきる高い演技力を持ち、実力派俳優として知られる松坂桃李(33才)。その意外な発言に注目が集まったのは今年8月下旬のことだった。出演したラジオで「ローンが組めない」と語り、ちょっとした騒動となったのだ。実はその発言の翌日、ある住宅の登記簿に松坂の名前が刻まれていた。 注目の発言が飛び出したのは、8月23日深夜のラジオ「松坂桃李のオールナイトニッポン」。そもそもこの枠は、松坂の所属事務所の後輩である菅田将暉(28才)がパーソナリティを務めていたが、菅田が夏休みのため、松坂が彼に代わって出演。「松坂桃李は俳優でございます」と自己紹介したあと、「日本アカデミー賞的には、2019年に最優秀助演男優賞、2020年に最優秀主演男優賞をゲットしております。なので、そこらへんは信用してもらって大丈夫な俳優ですね…ただローンは組めない。そうですね、まだローンは組めないですね。アカデミー(賞を受賞したのに)でもこの仕事はローン組めないのかな…頑張るしかない」と語ったのである。 この放送を聞いたユーザーたちはインターネット上であれやこれやとコメントを交わした。「桃李くんが新居を買おうとしたのにローンが組めずに断念したの?」や「不祥事で仕事が一気になくなる芸能界はローンが組めないんだろうな」などと、波紋を呼んだのだ。 超売れっ子俳優の松坂は昨年末に、同じく超売れっ子俳優の戸田恵梨香(33才)と結婚しており、夫婦の世帯収入は相当な額になるはず。実際、芸能人は高収入でもローンが組めないのか。ある金融機関関係者はこう話す。「住宅ローンの話だと仮定しますが、確かに、怪我や病気以外に、今は人気でも将来は仕事がなくなるリスクがある芸能人は、収入が長期で安定しないために、金融機関からシビアに見られてしまいます。ですが、過去に大きなお金に関するトラブルがない限り、住宅ローンが全く組めないということはありません。松坂さんは奥様の戸田さんも著名な役者さんですから、どちらかが仕事が減ったとしてもカバーしていけますしね」 では、どういった経緯でこんな発言をしたのだろうか。実は松坂は今年に入り、新築の家を建てていた。「そこでの経験から住宅ローンについて色々と学んだのではないか」と、明かすのは、松坂を知る芸能関係者だ。「この夏に、ご実家を建て直したようなんです。もともとご両親が持っていた土地に、松坂さん名義の一戸建てを建てました。松坂さんはとても両親思いで、個人事務所の代表はお母様ですし親子関係も良好。新築の家はご両親へのプレゼントなのかもしれませんね。登記を見ると『ローン組めない発言』の翌日に、松坂さんの名前で所有権保存されていますから、家を建てる際にいろいろと知見を深めて、あの発言をされた可能性はありますね」 あの自虐発言は、親孝行の中での実体験だったのだろうか。たとえローンが組めなかったとしても、松坂の両親にしてみれば、誇らしい息子であることは間違いない。
2021.11.19 16:00
NEWSポストセブン
好評のうちにいよいよ最終回を迎える『ハコヅメ』(公式サイトより)
最終回迎える『ハコヅメ』 働く女子からの共感が相次ぐワケ
 戸田恵梨香(33)と永野芽郁(21)がW主演を務める『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(毎週水曜夜10時~、日本テレビ系)が、視聴者から「共感」の嵐を呼んでいる。 新人女性警察官の川合麻依(永野芽郁)と捜査一係から交番勤務に異動してきたペア長の藤聖子(戸田恵梨香)の凸凹コンビが主人公のこのドラマ、表向きはさらっと笑えたり、悲しんだりできる何気ないシーンの連続に見えるが、ハッとさせられる気づきもちりばめられている。 特に、「警察」という男性が多い職場で働く女性が主人公ということもあり、現実世界にもある“男性社会のちょっとした違和感”を巧みに描いていると、映画や演劇などに詳しいライターの折田侑駿氏は話す。「男性が多い職場にはどうしても、女性が『おや?』と思うような環境があると思うんです。『ハコヅメ』ではそのモヤモヤを描くときに、男性社会で生きる困難さだけを強調してそれを我慢する女性を描くのではなく、『私たち大変なんだよね!』って男性たちに直接伝えたり、主人公コンビ(永野、戸田)で言い合ったりしている様子をコミカルに描いている。そういったところが、女性に響いているのではないか」(折田氏)  ネットでも話題を呼んだのは、9月1日放送の第7話で、女性の下着の呼び方を巡って議論が繰り広げられるシーンだ。公然わいせつ事件の詳細を説明する川合に、捜査一係の北条係長(平山祐介)が「犯人が着用していたパンティの特徴は?」と尋ねる。それに対して藤が「ちょっといいですか」と言葉を挟むのだ。そして「“パンティ”という単語を使われることで傷ついたり嫌悪感を抱く女性被害者も少なくないと思われます。どうか“パンティ”をやめて“ショーツ”と呼称の変更をお願いできないでしょうか」と頭を下げる。「この短いシーンに込められた言葉のバランス感覚には思わずうならされました。単に『社会的によろしくない、女性にとってよろしくないんだ!』と強く訴えるのではなく、あくまで毅然とした態度を取りながらも、上司に淡々と事実を述べていく。そこにこのシーンの妙味があると感じました。“今のこのやりとりの中で性的な意味を含む必要はありますか、ないですよね。男だから女だからではなく、人として、今この業務でその表現は不適切ではないですか”と簡潔に説明している。そういう言葉の引っ掛かりを嫌味なく伝えられるのは、戸田恵梨香さんという俳優の力もあると思います」(折田氏)  仕事後に開催される女子会シーンも話題だ。『ハコヅメ』で登場する女子会はSNSでよく見るような華やかに着飾った女子会とはほど遠い。警察宿舎の一室に集まり、砕いたカップラーメンをつまみに部屋着でビールを飲むという、素朴かつ庶民的なものだ。その“リアルな女子会”こそ視聴者の共感を得ているのではないかと折田氏はみる。「今までのお仕事ドラマにも女子会のシーンは登場したかもしれませんが、警察ドラマというのはジャンル性が強くて、こんなシーンはほとんどなかった。意外性がマッチしていますよね。仕事後に部屋着とかTシャツで恋愛や仕事について話す何気ない姿には、多くの社会人が共感できるリアルさが成立しているように思います。警察という職業自体は視聴者にとって身近じゃなくても、女子会での会話に共感することで、警察官として奮闘している彼女たちを身近に感じられるのでしょう」 ただ単に等身大の働く女性を描くだけではなく、少しだけ現実からかけ離れた“理想”もちらつかせる。「叱るときは叱って、褒めるときは褒める藤。川合はそれに対して、声を上げて喜んだり、わかりやすく落ち込んだりときちんとリアクションをする。男性社会のなかで生きる女性警察官たちが、先輩後輩でも友達同士でもなく、そういう域を超えた関係性を築き上げていく姿に、視聴者は共感しつつも心のどこかで内なる願望を重ねているのかもしれません。そんなふうに自分たちの理想を投影できるくらい、川合と藤のやりとりはリアルなんです」(折田氏) 9月15日の放送でいよいよ最終回を迎える。藤と川合の凸凹コンビはどんなドタバタを見せてくれるのか。
2021.09.15 11:00
NEWSポストセブン
2020年12月に戸田恵梨香と松坂桃李が入籍を発表(時事通信フォト)
戸田恵梨香&永野芽郁、朝ドラのハマり役の要素が生むプラス効果
 戸田恵梨香(33才)と永野芽郁(21才)がダブル主演を務めるドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(以下、『ハコヅメ』/日本テレビ系)。永野が新型コロナウイルスに感染した影響を受けて撮影が一時ストップしていたが、“国民的ヒロイン”の絶妙なコンビ感が話題となり、放送開始から約2か月経った今も高視聴率を叩き出している。主演2人の掛け合いが支持される理由について、映画や演劇に詳しいライターの折田侑駿さんが解説する。 * * * とある交番を舞台としたお仕事ドラマ『ハコヅメ』が盛り上がりを見せている。物語の中心に立つ永野がコロナに感染したため撮影が一時中断されたが、代わりに「特別編」として過去回を編集して放送。2桁あった初回の視聴率と比べると大きくダウンしてしまったが、この事があって、ヒロインコンビへの応援の声が当初より多く集まっている。共に朝ドラでヒロインを務めた戸田&永野の“組み合わせの妙”が巻き起こす、次なる展開から目が離せないところだ。 本作は、元警察官という異色の経歴を持つマンガ家・泰三子による『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』(講談社)を原作に、戸田と永野を主演に迎え実写ドラマ化したもの。警察官が主役となっているものの、警察・刑事モノの諸作品に見られるような派手な事件が起こることはなく、交番勤務の女性たちのクスリと笑える日常や、彼女たちの赤裸々な本音が語られている点が「とてもリアル!」との反響を得ている。また、「男社会で日常を面白おかしく生きる姿が面白いし応援したくなる」「自分も頑張ろうと思える」など、男性が多い警察の世界を懸命に生きる主人公に励まされている人々も多い印象だ。 簡単にあらすじを記そう。安定収入を求めて警察官になったものの、ハードな交番勤務に心身ともにボロボロとなり、退職を決意していた川合麻依(永野)。そんな彼女が在籍する交番に、元エース刑事の藤聖子(戸田)が異動してくる。どうやら彼女はワケアリのようだ。こうして2人が出会いペアを組まされることによって、川合は退職するどころか、新人警察官として先輩の藤と奮闘していくことになる。 本作の最大の魅力は、何と言っても主演の2人の組み合わせ。戸田が演じる先輩警察官は自信に溢れた頼れる女性で、永野が扮する新人警察官は根性が無く、どうにも頼りない。このデコボコな2人のコンビネーションが、絶妙なおかしみを生み出しているのが本作のキモなのだ。先輩後輩という関係ながらも、時には愚痴を言い合い、世の中や男社会に果敢に立ち向かう。それどころか、藤の“気高さ”と川合の“天然さ”の掛け算が、男たちをものともしない痛快なコンビ感を生み出している。 そんな2人の共通点として、先述したように朝ドラでヒロインを務めてきたことが挙げられる。戸田は『スカーレット』でたくましいヒロインを演じ、永野は『半分、青い。』でおてんばなヒロインを演じた。前者は昭和期を舞台に自立した女性像を打ち出し、後者は現代を舞台に“いまどき”な若者像を体現したものだったと言える。 朝ドラといえば、幅広い視聴者層を得ている“国民的ドラマ”なだけに、そのヒロインを演じる彼女たちもまた“国民的ヒロイン”と言えるだろう。半年に渡って放送される朝ドラで1つのキャラクターを長期間演じることは、俳優としてのスキル獲得にも繋がるし、広く多くの視聴者の目に触れることで、良くも悪くも役のイメージが俳優本人のイメージとして世間に定着する。そのイメージを覆すのが俳優という職業だが、イメージが定着することは、見方を変えればずばり“ハマリ役”の証でもある。長期間同じ役を演じられる者にだけ与えられた特権だ。 両者が朝ドラで得た“ハマリ役”の要素が、今作『ハコヅメ』で2人が演じる役に上手く反映されていると思う。特に、戸田の存在があるからこそ、永野の天然なおてんば具合がより浮き彫りになり、永野の存在があるからこそ、戸田の凛とした佇まいがより際立っている。この関係性が本作最大の魅力だ。朝ドラで培った得意とする役どころに扮した“国民的ヒロイン”のタッグとなれば、これほど強力なドラマの看板は無いのではないだろうか。視聴率もV字回復しているいま、ますます応援したくなるコンビである。【折田侑駿】文筆家。1990年生まれ。映画や演劇、俳優、文学、服飾、酒場など幅広くカバーし、映画の劇場パンフレットに多数寄稿のほか、映画トーク番組「活弁シネマ倶楽部」ではMCを務めている。
2021.09.01 07:00
NEWSポストセブン
2020年12月に戸田恵梨香と松坂桃李が入籍を発表(時事通信フォト)
戸田恵梨香はハンサムウーマン 女性視聴者が『ハコヅメ』を支持する理由
 キャスティングされた段階で作品性が担保される貴重な役者の一人と言えるのではないだろうか。作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が、戸田恵梨香について考察した。 * * * 1日に何気なく目にするテレビCMの本数は数えきれません。大半は格別意識に上らないし覚えてもいない。「潜在意識に働きかけている」説もあるが本当かどうか。中にはCMそのものが「うるさい」「うざい」「汚い」とネガティブ面ばかり気になり、商品まで嫌いになってしまうこともある。 大量に流れているCMの中で、しかし意図せず記憶に「残ってしまう」CMもあります。 私にとっては戸田恵梨香さんのビジネスパーソン姿です。「私たちにお手伝いさせていただけませんか」とプレゼンする戸田さん。夜のニュース番組の時間帯等でよく見かける佐川急便のCMですが、内容というよりも戸田さんの凜とした姿・形に目が吸い寄せられてしまう。条件反射のように画面を見てしまう。惚れ惚れしながら。「そのお悩み、お応えできます」「この人なら大丈夫」と思わせる信頼感、バリキャリでありつつ冷たくなく、器の大きそうな人に見える。「胸がすく」という言葉がぴったりで、たった15秒未満という短い間に複数のことを感じさせるから不思議。 そんな戸田さんのハンサムウーマン力の秘密を、今放送中のドラマが解き明かしてくれています。『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系 水曜午後10時)は戸田恵梨香と永野芽郁のW主演で、ドラマの舞台は交番。刑事課の元エース藤聖子(戸田恵梨香)と後輩の新人警察官・川合麻依(永野芽郁)の2人が事件、社会の出来事、日々の雑務から恋愛まで奮闘する姿を描き出す。 戸田さんが演じる藤聖子は警察学校を首席で卒業し、サバサバしていて忖度なしでハッキリものを言う。一般市民には丁寧に対面し、プライベートでは寂しがり屋で、後輩に対して愛情がある。 一方、永野さん演じる川合麻依は、新任で仕事に迷い、純粋だがかなりの天然。流行や恋愛に疎い。凸凹コンビがバディを組むというのは、刑事ドラマでは定番的設定です。 藤は口数は多くないが、語らせると実にキレ味がある。「制服を着ている時は、警官の面構えでいろ」と後輩・川合に言う。ひよっ子の川合は「藤さんならこんな時どうするだろうか」と迷いながら考え、難しい局面を切り抜けながらたくましく育っていく。 藤はいわば「ロールモデル」です。「ああいうふうになりたい」「あんな生き方をしてみたい」と思わせる存在。女だからできないという意識を次々にひっくり返す姿もカッコ良くて女が惚れる女性リーダー像。そう、CMの中の戸田さんのように。 しかし現実、特に日本社会の中では、理想的な女性リーダーが生まれにくい。男性優位の組織の中では、仕事ができかつ温かすぎず冷たすぎず、可愛さも愛嬌までも求められるダブルバインド状態。 しかも、女性の部下とも上手にコミュニケーションをとる必要がある。それをやらないと女の敵は女とばかり後ろから刺されてしまったり。結婚すれば仕事に加えて家事も子育てもと、てんてこまい。 ビジネス環境が男性優位にでき過ぎていることは、イエール大学の研究も示しています。 男性CEOは自己主張すると「仕事ができる」と評価される率が10%高くなるが、女性CEOの場合はその反対。自己主張する人はしない人よりも14%評価が「低かった」そうです。アメリカの調査でこれだから、日本は推して知るべし。女性の自己主張がネガティブな結果を招くなら、リーダーなんて生まれてくるはずない。 戸田さん演じる藤は、そんな時代の「ロールモデル」。男性同僚から「マウンテン雌ゴリラ」と呼ばれるほど強く、しかし結果をちゃんと出すから一目置かれている。人間に対する洞察が深く、女性後輩からも好かれ慕われ、全体を見る視野がある。なかなか現実にいそうもないスーパーウーマンですが、だからこそ憧れも含めてこのドラマは人気があるのでしょう。 さて、女優・戸田恵梨香のここ数年を見回すと仕事はどれも重厚な役ばかり。 NHK朝ドラ『スカーレット』(2019年)は陶芸家・川原喜美子の波乱万丈な人生を描くドラマでした。陶芸家として強いこだわりを持つ女性を演じましたが、こだわり過ぎる人物ゆえ一人で戦っているきらいもあり、夫ともすれ違い離縁してしまう。戸田さんは徹底して役造りをしたようですが、力みすぎて空回り感もあった。 一方、『大恋愛~僕を忘れる君と』(2018年)ではムロツヨシ演じる小説家・真司の恋人、尚を演じて大評判をとりました。前を向いて歩き男に頼るタイプではない女医の「強さ」が、病の影響で「弱さ」にからめとられていく過程が切なく浮かび上がっていました。 そう、戸田恵梨香という女優は一人で奮闘する役よりも、誰かとやりとりする役、あるいは今回のように組織の中、他人との関係が深い役柄でこそ、一層輝き放つと言えるのではないでしょうか。 ちなみに、「ハンサム」は「hand・手」と、~しやすいという意味の「some」を組み合わせた言葉。手で扱う、相手を転がすことができる、という意味あいが「ハンサム」の語源と聞きました。その意味で、戸田恵梨香はまさしく「ハンサムウーマン」です。彼女の手が女性視聴者の気持ちをしっかりと掴んで離さないのだから。
2021.08.28 16:00
NEWSポストセブン
主題歌はmiletが担当(番組公式HPより)
『リコカツ』や『まめ夫』が証明した音楽の力 夏ドラマでもポイントに
 メディアもコンテンツも多様化して、民放ドラマも総合力が問われる時代。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が分析した。 * * * 続々と最終回を迎えた春ドラマ。振り返ってみて印象的だった要素の一つに「音楽の力」があります。ドラマに主題歌がつくのはお定まりのことですが、既存のスタイルを超えて、まるで物語の一部だったり、その後の展開にまで食い込んでくるような歌の力が際立っていた。それが『リコカツ』(TBS系)の主題歌、米津玄師『Pale Blue』です。『リコカツ』はファッション雑誌編集者・水口咲(北川景子)と自衛官・緒原紘一(永山瑛太)、結婚したばかりの二人の「離婚から始まる恋」がテーマ。このテーマのために米津玄師が書き下した曲は、サビが響き始めるとまるで物語の続き。心にぐっと響いてくる。視聴者の気持ちを掴み連れ去ってしまうように。咲と紘一はこれからも、ずっと愛し合う関係でいられるのか。それともこれで本当に終わりなのか。 絶望と希望との間をたゆたう意味深な歌詞。繊細なボーカル。ドラマに「色を添える」どころか、もはや語り部の一人のようでもあり、愛するがゆえの苦しみを伝える重要な要素になっていたのでした。 さらに言えば、音にはセリフや筋立てとはまた別に、直接的に心を揺さぶる力がある。物語の強力な参加者として、主題歌をドラマに溶け込ませた『リコカツ』の演出は長けていました。 もう一つ、音楽が際立ち鮮烈な印象を残したドラマがありました。『大豆田とわ子と三人の元夫』(関西テレビ・フジテレビ系)は、個性的な作風と脚本、キャストたちの演技などすでに高い評価を受けていますが、改めて声を大にして絶賛したいのがエンディングの「音の力」です。 主題歌はSTUTS&松たか子 with 3exesの『Presence』。メイン・ボーカルは松たか子。メロディーと歌詞はシンガー・ソングライターのbutajiとSTUTSが担当。3exes(=3人の元夫)として岡田将生、角田晃弘、松田龍平がコーラス参加--という「基本型」がありつつも、毎回ラッパーが替わり背後の風景も変化していく。歌詞も話に沿って変わる。実に凝っていてカッコよくておサレ。遊び心が見え隠れし、丁寧に作り込んでいく精神も光っていました。きっと毎回エンディングに浸ってしまった視聴者が多かったのではないでしょうか。 そもそも松たか子×ラップという取り合わせ自体が斬新で瑞々しい。このドラマにおける音楽は、ドラマ世界の個性や広がりやアート性と響き合って、ドラマをより輝かせる役割を果たしたのではないでしょうか。 さて、これから始まる夏ドラマではどうでしょう?  個人的にはmilet(ミレイ)に期待しています。来週7月7日スタートの『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日テレ系水曜10時)では、書き下ろしの主題歌が聞けるとか。 英語っぽい発音と日本語が絶妙に混じり合った独特なニュアンス、突き抜けるような爽快なボーカル。数秒聞いただけでくっきり印象を刻む、希有な力を持ったミュージシャンmilet。これまでに『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』『七人の秘書』などドラマ主題歌を手がけるたびに話題になりました。 今回は「戸田恵梨香さんと永野芽郁さんが警察官として一生懸命に日々を過ごす姿をイメージしながら制作しました。こんな時代だからこそ、自分自身が誰かを照らせる存在でありたい。手を取り合っていたい」とメッセージしています。 音楽の力がどのようにドラマを照らすのか。また新たなスタイルでドラマの一翼を担ってほしい。期待しています。
2021.07.03 16:00
NEWSポストセブン
戸田恵梨香、二階堂ふみ
戸田恵梨香vs二階堂ふみ 7月新ドラマ、恋多き女対決の勝者は?
 夏クールのドラマがこれから続々スタートする。中でも注目されている女優が戸田恵梨香(32)と二階堂ふみ(26)だ。 戸田は警察ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系・7月7日水曜夜10時スタート)、二階堂は『プロミス・シンデレラ』(TBS系13日夜10時~)に主演する。 ともにNHK朝ドラヒロイン経験者で、若手きっての演技派として知られるが、もうひとつの共通点は“恋多き女”ということだ。「戸田はかつて関ジャニ∞の村上信五(39)、松山ケンイチ(36)、綾野剛(39)らとの熱愛が報じられました。二階堂も過去に星野源(40)、菅田将暉(28)などと噂になっています。2人とも女優だけあって、一度好きになるととことんのめり込んでしまうタイプらしい」(芸能レポーター) 芸能界で一、二を争う華麗な恋愛遍歴の2人だが、戸田はここに来てそのイメージに変化が生じている。「戸田は昨年12月に松坂桃李(32)と電撃結婚。それ以来、戸田の人気は落ちるどころか高まるばかり。1月クールの『俺の家の話』(TBS系)の介護士役は“可愛すぎる!”と話題になった。家庭的なイメージが出たことで、CMオファーも殺到しているようです」(同前) 一方、二階堂が伴侶を見つけるのはまだまだ先のようだ。4月9日に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では、黒柳徹子(87)に結婚について訊かれ、「全然現実味がない」「まだまだしたいことがたくさんある」と打ち明けた。「最近も二階堂は『週刊文春』で『おちょやん』に出演していた成田凌(27)と“自宅を行き来する関係”と報じられたばかり。成田は戸田の“元カレ”として知られているのですが……。まだまだ“恋愛至上主義”は続きそうです。仕事でも、昨年の朝ドラ『エール』で見せた歌唱力が評判になっている。今後はミュージカルなど歌声を活かす仕事もどんどんやっていくのではないか」 今クールの勝者はどちらか。※週刊ポスト2021年7月9日号
2021.06.30 11:00
週刊ポスト
映画『新聞記者』に出演する松坂桃李
松坂桃李、“振り回される男”で2作主演 ドラマでも脱イケメンへ
 昨年12月の戸田恵梨香(32才)と結婚後、初の主演ドラマとして今クール2作に登場している松坂桃李(32才)。映画ではその演技力が評価され数々の受賞歴がある松坂が、ドラマでも「人気イケメン俳優」のポジションを脱却するか、注目を集めている。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 4月30日夜、松坂桃李さんの主演ドラマ『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系、毎週金曜23時15分~)がスタートしました。同作で松坂さんは、愛する女性の魂が中年男性に乗り移ってしまい困惑するスーパーの青果店員を演じています。 また松坂さんは1週間前の24日にも、主演ドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK、毎週土曜21時~)がスタートしたばかり。こちらの作品では、アナウンサーから大学の広報マンに転職した男性を演じています。 特筆すべきは、民放のテレビ朝日と公共放送のNHK、ゴールデン帯の21時台と深夜帯の23時台、ファンタジー作と仕事ドラマという異なるテイストの2作で、同時期に主演を務めていること。つまり、それだけ幅広い評価を集めているということでしょう。 松坂さんと言えば、かつて俳優デビューをスーパー戦隊シリーズの『侍戦隊シンケンジャー』(テレビ朝日系)の主演で飾ったド真ん中のイケメン俳優。映画業界では『アントキノイノチ』『ツナグ』『娼年』『孤狼の血』『新聞記者』などで数々の受賞歴を持つ一方、テレビ業界ではドラマ、バラエティの両方で“人気イケメン俳優”というポジションが続いていました。 また、松坂さんは昨年12月に戸田恵梨香さんと結婚してから初の主演ドラマであり、しかも2作であることから、「いよいよテレビでも“人気イケメン俳優”を完全に脱却か」と言われているのです。「振り回される男」の役は評価の裏返し まだまだドラマの主演俳優は、演技力と同等以上に人気をベースに選ばれるところがあり、その意味で“人気イケメン俳優”の中には結婚を機に主演作を減らしてしまう人が少なくありません。その点、松坂さんは「結婚しても人気を損ねることなく、映画出演で演技力を認められている」という最高の状態。今春の2作でイケメン俳優というポジションを脱却できる可能性は高いでしょう。 その根拠となりそうなのは、2作ともに「振り回される男」という役柄であること。振り回される男の役を演じられる俳優は、裏を返せば「振り回す側の登場人物たちを生かす技量がある」「ただ振り回されて痛々しくなるのではなく、そこから何かを得ていく姿を演じられる」ということであり、やはり演技力が認められている証なのです。また、両作が「大物脚本家のオリジナル」であることもポイントの1つ。『あのときキスしておけば』は、『セカンドバージン』(NHK)や『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)などで知られる大石静さん、『今ここにある危機とぼくの好感度について』は朝ドラ『カーネーション』(NHK)などで知られる渡辺あやさんが手がけています。これは2人の大物脚本家が松坂桃李という俳優を面白がり、振り回すことで演技力を引き出しているということでしょう。 現在のドラマシーンに目を向けても、松坂さんのニーズが高まっている様子がうかがえます。昨年から続くコロナ禍の重苦しいムードで、連ドラはコメディ全盛。シリアス一辺倒の作品は選ばれにくく、1つの作品でシリアスとコメディを演じられる上に人気のある松坂さんのような俳優のニーズが高まっているのです。刺激的な環境で国民的俳優へ 松坂さんは現在32歳で、すでに出演作は100作を超えた充実期に突入しています。 所属事務所のトップコートには、34歳の中村倫也さんと28歳の菅田将暉さんという上下の世代に同じ主演級の俳優がいて、25歳の杉野遥亮さん、22歳の萩原利久さんなどの若手有望株も台頭。また、24歳の新田真剣佑さんも海外での活動を視野に入れて同事務所を退社したばかりであり、「30代女優屈指の演技派」と言われる妻・戸田恵梨香さんの存在も含めて、刺激的な環境にいるのは間違いないでしょう。 あるバラエティ番組で一度だけ松坂さんと共演する機会に恵まれました。そのときの松坂さんは、共演者やスタッフに一人一人丁寧にあいさつし、カメラが回っていないときは終始、自分の出番を確認し続けるなど、真面目で誠実な印象。しかし、カメラが回ったとたん、演じるスイッチを入れたように前へ出て話しはじめ、笑いを取り続けていました。気取ったところは一切なく、バラエティの演出にも全力で応える姿勢は、イケメン俳優のそれではなかったのです。 今春の2作では振り回される男の演技で魅了してくれそうですが、近い将来、松坂さんは国民的俳優に登り詰める可能性が高いのではないでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月30本前後のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演し、番組への情報提供も行っている。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2021.05.01 07:00
NEWSポストセブン
“男気”なはからいか
「最後の連ドラ」で気合十分の長瀬智也 断髪シーンのために髪伸ばす
 小さな部屋、屈強なプロレスラーが浮かない表情で荷物を整理している。不意に幼い頃の家族写真を見た彼は、思い立ったように家庭用のはさみを手に取り、トレードマークの長髪を切った──。これはTOKIOの長瀬智也(42才)が主演する『俺の家の話』(TBS系)の第1話のワンシーンだ。 長瀬演じるプロレスラーが、能の家元である父を介護し、跡を継ぐために現役を引退。長男として、伝統芸能、遺産相続、介護に奔走するストーリー。脚本家は同じTBSで『池袋ウエストゲートパーク』や『タイガー&ドラゴン』など、長瀬とタッグを組んでヒット作を生み出してきた宮藤官九郎(50才)。父役に西田敏行(73才)、物語のキーマンとなる謎の介護ヘルパーを戸田恵梨香(32才)が演じる。「とにかく登場人物のクセが強い(笑い)。介護と遺産相続というシビアな社会問題を扱いながら、王道のホームコメディーとして成立している。特に戸田さんが演じるヘルパーの“後妻業ぶり”は今後、要注目です」(芸能関係者) 長瀬はこの3月末にジャニーズ事務所を退所し、裏方に回ると報じられている。退所前の“最後の連続ドラマ”にかける思いは強い。「実はこのドラマ、構想5年の大作です。宮藤さんと長瀬さんは一から一緒にシナリオを練り上げ、キャラ設定から衣装など、細部までこだわる力の入れよう。こんなにマジな長瀬さんを見るのは初めてですよ」(TBS関係者) 長瀬は役作りのため、本物のプロレスラーたちと練習し、半年以上にわたって体を鍛え上げた。その結果、プロレスラー並みのムキムキボディーを手に入れた。「連日スポーツジムに通い、限界まで鍛え、ステーキも大量に食べていました。『筋肉を付けながら太るのが本当につらい』と言いながらトレーニングをこなし、半年で13kgも体重を増やしたのです」(前出・芸能関係者) それだけではない。役作りのためにトレーニング以上に長い時間をかけたのが、あの長髪だ。1年以上かけて肩に触るほど伸ばした。「引退を表現するための断髪は長瀬さんの案だったとか。苦労して伸ばしたのに、第1話でバッサリと切ったんです。この後はずっと短髪のシーンなので『カツラでよかったのに……』という声もチラホラ聞こえていますよ(笑い)。でも、長瀬さんはリアリティーにこだわったんです。髪の毛を切ることがどれだけの決心か、カツラでは伝えきれない、と考えたのでしょうね」(前出・TBS関係者) 冒頭の場面は長瀬の思いが詰まった“ガチ”なシーンなのである。そんな長瀬の髪形の変化を本誌・女性セブンは捉えていた。まさに劇的ビフォーアフター。長瀬の役者魂は「匠」だ。※女性セブン2021年2月11日号
2021.01.29 07:00
女性セブン
2021年は誰がゴールインする?(2020年10月に結婚を発表した石原さとみ、時事通信フォト)
2021年大物女優の結婚事情 Fは社長と秒読み、Sは2月に入籍か?
 人気女優にとって「結婚」は、その後の活動を大きく左右する一大事。2020年も多くの芸能人夫婦が誕生したが、師走に芸能マスコミを驚かせたのが戸田恵梨香(32)と松坂桃李(32)の結婚発表だ。まったく噂が無かった2人の結婚に、世間は祝福ムードに包まれた。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏が語る。「戸田はヒロインを演じた朝ドラ『スカーレット』の終了後も仕事は順調です。松坂も映画『新聞記者』(2019年)で日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞に輝くなど、人気、実力ともに安定している。2人とも結婚によってファンが離れるタイプの役者ではなく、むしろ家庭を持つことで演技の幅が広がる。結婚でお互いがさらに飛躍できそうです」 昨年10月に一般人男性との結婚を発表した石原さとみ(34)も、今後の活躍が期待されている。「ここのところ主演ドラマは視聴率で苦戦していた。石原は結婚を機にしばらく仕事をセーブすると見られています。出演作品をじっくり選ぶこともできるようになるので、女優として成長するチャンスになるのでは」(佐々木氏) 石原、綾瀬はるかと並ぶ“ホリプロ3人娘”の深田恭子(38)も、後を追うとみられている。芸能レポーターの石川敏男氏が言う。「交際が報じられた不動産会社会長とゴールイン間近と囁かれています。サーフィンに熱中したり、マイペースで活動している深キョンですが、40代を前に新たな路線を考えなければならない時期でもある。“人妻”になると、新境地が拓けるのではないでしょうか」 30代女優の結婚が続くなかで、芸能マスコミが目を光らせているのは、鈴木京香(52)と長谷川博己(43)だ。「何年も“結婚間近”と言われ続けている2人ですが、長谷川主演の大河ドラマ『麒麟がくる』が最終回を迎える2月頃に入籍するのではとみられています。それぞれが第一線で活躍を重ねた2人ですから、結婚してもマイナス面は考えにくい。むしろ菅野美穂と堺雅人のような“憧れの夫婦”として好感度が上がるはずです。夫婦共演CMのオファーも来るかもしれません」(佐々木氏) 結婚を機に海外進出もあり得るとみられているのは女優の米倉涼子(45)だ。昨年3月に、27年間在籍した事務所を退社し、個人事務所を設立した。退社前から交際が報じられていたアルゼンチン人ダンサーとの再婚が取り沙汰されている。「独立後も仕事は安定していて、今年配信されるNetflix版『新聞記者』で主演を務めます。Netflixは制作費もギャラも破格です。米倉はブロードウェイミュージカルに主演し、英語も勉強してきた。交際相手との結婚を機に拠点をアメリカに移して、ハリウッドでの活動を視野に入れているとみられています。ハリウッドで渡辺謙のような活躍をした日本人女優はまだいません。米倉にはその可能性を感じます」(佐々木氏)※週刊ポスト2021年1月15・22日号
2021.01.04 16:00
週刊ポスト
2015年に映画『エイプリルフールズ』で共演したふたり
戸田恵梨香 松坂桃李との2年間隠密交際を支援した大島優子
《周りに秘密にしているという緊張感もスリリングじゃないですか?(笑)友だちにも言えない恋愛だと行動範囲は狭まっちゃいますけどね》。2015年、雑誌のインタビューで語っていた通りに有言実行を果たしたのは、12月10日に戸田恵梨香(32才)との電撃婚を発表した松坂桃李(32才)だ。芸能マスコミはノーマーク。ワイドショーでは“完全犯罪”といった称賛の声も上がった。“共犯者”である戸田も、無言の愛を貫いた。「松坂さんのことを明かしていたのは、ごく親しい友人だけでしたから。こっそりと2年前に“同居”を始めていましたけどね……」(戸田の知人) 戸田は恋多き女として知られてきた。噂になった男性は数知れず。なかでも成田凌(27才)とは2018年にセブ島への“婚前旅行”が報じられるなど、結婚目前との噂もあった。「2人は2018年9月に破局しています。それを機に戸田さんも成田さんも、それまで更新していたインスタグラムを全削除しました。彼女が松坂さんと急接近したのは、ちょうどその頃。共演の過去もあるふたりは、もともと仲がよかったんです。間もなくすると、戸田さんが当時の彼女の家から目と鼻の先にある松坂さんのマンションの別部屋に引っ越しました」(前出・戸田の知人) ふたりは“一つ屋根の下”で人目につくことなく互いの家を行き来できるようになったのだ。交際を人知れずサポートしていたのが大島優子(32才)だという。「戸田さんと大島さんは『劇場版SPEC』(2013年)で共演して以来、大の仲よしで、2019年から2020年にかけても『スカーレット』(NHK)で共演していました。戸田さんは大島さんを信頼し、すべてを打ち明けていたそうです。大島さんは松坂さんとも共演しているし、生年月日が同じという共通点もあり、うってつけのキューピッドとなりました」(前出・戸田の知人) 交際はふたりが描いた通りにひっそりと静かに進んでいった。戸田にとって想定外のことが起きたのは2020年5月頃のことだった。「『スカーレット』の最終回を見届けるかのように、お父さんが急死したのです。65才の若さですし、亡くなる直前まで外出もしていたようで、本当に突然のことでした」(テレビ局関係者) 父の急逝を知った戸田は狼狽を隠せなかった。共通の知人が明かす。「普段、おっとりしている松坂さんですが、このときは泣きじゃくる戸田さんをしっかりと支えました。松坂さんは戸田さんのお母さんとも話し合い、しばらくして結婚の意思を告げたそうです」 現在、戸田は2021年1月放送開始のドラマ撮影に没頭している。「この後も4月には松坂さん、7月には戸田さんと、交互に主演ドラマが控えています。結婚のタイミングは忙しくなる前のいましかなった。入籍した12月10日は、縁起がいいとされる一粒万倍日で、わざわざこの日を選んだそうですよ」(芸能関係者) 晴れて交際が公になったふたり。2ショットが見られる日も近そうだ。※女性セブン2021年1月7・14日号
2020.12.21 07:00
女性セブン
JIN、ごくせん、逃げ恥 再放送作品が高視聴率となった理由
JIN、ごくせん、逃げ恥 再放送作品が高視聴率となった理由
 新型コロナウイルスの影響で新作ドラマの撮影がストップし、空前の再放送ラッシュが続いている。視聴率10%が再放送の成功ラインだというが、実際に成功を収めた再放送ドラマも多かった。その勝因をドラマ視聴のプロに分析してもらった。「頼むぜよ。南方先生」。懐かしのフレーズが響き渡る。大沢たかお(52才)演じる医者の南方仁に、内野聖陽(51才)演じる坂本龍馬が土佐弁で語りかける。 江戸時代を舞台にした医療ドラマ『JIN-仁-』(TBS系、2009年)は、この4月、土曜と日曜の14時から2話ずつ再放送された。この時間帯は外出する人が多く、高視聴率が望めないとされていたが、6回の放送すべてで2桁を記録した。「作品に出てくる“コロリ”という感染症が新型コロナを連想させ、感染が拡大して特効薬がないという状況も、いまと重なりました。視聴者は自分のこととして物語をとらえ“リアルタイムで見ていたときよりも感動した”という声もあがっています」(ドラマ評論家の田幸和歌子さん) 大沢の脇を固めるキャストも、綾瀬はるか(35才)、中谷美紀(44才)、桐谷健太(40才)など、ハマり役ばかりだったことも高視聴率に影響している。 目下、お茶の間を楽しませてくれているドラマの再放送。特に視聴者を喜ばせているのが、平成を代表する名作の数々だ。 6月3日の放送で堂々の視聴率12.7%をたたき出したのは、仲間由紀恵(40才)が熱血教師ヤンクミを演じた学園コメディー『ごくせん』(日本テレビ系、2002年、再放送日は水曜22時。以下同)。「とにかく生徒役が豪華です。小栗旬さん(37才)や松本潤さん(36才)、松山ケンイチさん(35才)など、トップスターの若かりし頃が楽しめます。“昔の松潤はこうだったんだね”と、親子でも楽しめます」(テレビ解説者の木村隆志さん) 松潤の主演作『99.9 -刑事専門弁護士-』(TBS系、2016年、再放送は日曜21時)も、再放送第1話が12.6%と好調だった。「松本さん目的で見ている人も多そうですが、ダジャレが連発される脱力系のストーリーが、重苦しい雰囲気の世の中で受けている」(木村さん) 王道ど真ん中の恋愛ドラマも好調だ。5月31日から再放送が始まった『愛していると言ってくれ』(TBS系、1995年、再放送は日曜14時)もSNSでトレンド入りするほど注目された。「豊川悦司さん(58才)と常盤貴子さん(48才)が、あまりに美しい。当時のトヨエツといえば“美声”が魅力の1つなのに、この作品では耳が聞こえない役なので、手話を使っている点も斬新です」(田幸さん) 愛を深める手段が、メールやLINEではなく、当時12万円もしたFAXというのには時代を感じるが、それもリアルタイム視聴者にとっては懐かしめるポイント。再放送に先がけて、豊川と常盤が“リモート同窓会”を開催したことも、懐かしさに拍車をかけた。 秘策が功を奏したドラマもある。『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系、2016年、再放送は火曜22時)は、再放送でありながら既視感を感じさせない作りになっていた。「未公開カットをちりばめた再編集になっていて、初見の視聴者はもちろん、リアルタイムで見ていた人も、“未公開カット探し”を楽しめるようになっていました。エンディングの恋ダンスも、リモートで撮り下ろされていて、新垣結衣さん(32才)も星野源さん(39才)も、役柄とは違う“素”に近い表情で踊っていたのも印象的でした」(木村さん) 6月2日までに3話放送され、視聴率はすべて2桁台をキープしている。 リアルタイムでも好評だったドラマが、さらに評価を上げた例も。亀梨和也(34才)主演の『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系、2005年、再放送は土曜22時)だ。「亀梨さん演じる男子高校生の修二は、誰にでも優しいけれど誰のことも好きではなくて、彼に振り回される恋人役の戸田恵梨香さん(31才)に感情移入する女性が多いんです。このドラマで描かれている“思春期独特の痛み”は、そのど真ん中にいるときは直視できなくても、大人になったいまならしっかりと噛み締められる。社会問題に通じるエピソードも豊富で、“いまの若い人に見てほしい”という感想も聞かれます。野ブタと呼ばれる女子高生を演じ、いまは引退した堀北真希さん(31才)の姿が見られるのもうれしいですね」(田幸さん) 15年前の作品だが「いま見ても充分に面白く、学園ドラマの“古典”になり得る作品だと思います」と、ドラマ評論家の成馬零一さんも太鼓判を押す。※女性セブン2020年6月25日号
2020.06.11 16:00
女性セブン
今こそ見たい名作『野ブタ。をプロデュース』主題歌はベストソング
今こそ見たい名作『野ブタ。をプロデュース』主題歌はベストソング
 新型コロナの影響で、楽しみにしていた新ドラマの放送も延期となり、悶々とする日々――。そんなあなたの心を満たすため、放送作家の山田美保子さんが「昔といまを見比べる」をテーマに過去の名作ドラマをセレクト。今回は、主題歌も大人気の『野ブタ。をプロデュース』を紹介します。【『野ブタ。をプロデュース』】・日本テレビ 2005年10月~・出演:亀梨和也・山下智久・堀北真希・戸田恵梨香 ほか・主題歌:『青春アミーゴ』修二と彰・脚本:木皿泉・あらすじ:修二(亀梨和也)は自分自身を演出して人気者という立場を得ている高校2年生。クラスで浮いた存在の彰(山下智久)からは調子を狂わされっぱなしだ。地味で暗い転校生の小谷信子(堀北真希)がいじめのターゲットになっているのを見かねた修二と彰は、彼女を人気者にすべくプロデュースすることにするが…。以下、山田さんの解説だ。 この作品も、ドラマ評論家の皆さんにはすごく評価されていたという記憶があります。原作小説と大きく異なる点は、「野ブタ」が、太っていて脂ぎったダサい男の子だった…というのは有名な話。そのことから「嫌な予感がする」と言っていた評論家さんは少なくなかったのです。 が、始まってみたら、それを吹き飛ばす面白さと、キャストのパワーがあった。それにしても、堀北真希さんは、よく、あれだけ下を向いている役を引き受けたなぁと。でも、あの役をやりきったからこそ、『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』2007年・フジテレビ系)や、『アタシんちの男子』(2009年・同)につながったと思うし、『梅ちゃん先生』(2012年・NHK)に至ったのだなぁとシミジミいたします。 逆に近作『スカーレット』(2019年・同)から戸田恵梨香サン(31才)の足跡をさかのぼるもよし。いうなれば『野ブタ。~』も学園ドラマですからね。こうして、キャストの皆さんのビフォー&アフターを比べる楽しみは満載です。 そして! 何といっても、亀梨和也クン(34才)と山下智久クン(35才)。「修二と彰」であり、「亀と山P」の原点です。 4月11日と18日に、放送延期となっている『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)の穴を埋める形で「特別編」として再放送されたのを拝見しましたが、やっぱり、よくできたドラマでした。この作品だけはほかの「原作モノ」と一括りにしてはいけないのではないかとも。 そして、『青春アミーゴ』は、ジャニーズのアーティストさんの曲の中でも、「ベストソング」なのではないかと思った次第です。当時からバックについたジャニーズJr.の皆さんが懸命に踊る様子が目に焼き付いていて、その中には、キスマイをはじめ、いまのデビュー組がいます。昨年も、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で、亀梨和也クンのバックで、Snow Manのラウールくん(16才)と、なにわ男子の道枝駿佑クン(17才)が華麗なるダンスを披露してくれたひとときには釘付けになりました。『青春アミーゴ』はドラマ主題歌としてもベストソングかもしれません。◆構成/山田美保子『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『バイキング』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。※女性セブン2020年5月7・14日号
2020.05.01 16:00
女性セブン

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