ライフ

港区女子同士の飲み会「男からの愛されエピソード」でバトル

港区女子の口からはとんでもない男性エピソードが飛び出す(写真はイメージです)

 ハイスペック男性との出会いを楽しむ「港区女子」の主な活動の舞台は、そうした男性たちとのお食事会やパーティーだ。そんな彼女たちが“女子会”を開くとどうなるか。現役港区女子でコラムニストの吉川リサコ氏が、この年末に起きたあるバトルをリポートする。

 * * *
 港区女子は、基本的に女子だけで大勢が集まる飲み会は開かない。男性を交えたお食事会のあと、仲のいい女子2~3人だけで“反省会”をすることはあっても、5人以上で集まることはあまりない。みんな可愛くてファッションも洗練されていて、モデルのようなスタイルの子ばかり。当然、プライドも高い子が多いから、本当に仲が良くないとキャラがぶつかりあうことがあるからだ。

 ところが年末、8人もの港区女子が集まる飲み会が開かれてしまった。それぞれ2~3人ずつのグループで忘年会を開いていたのが、1軒目で知り合い同士がいて合流し、2軒目でまた合流し──ということになった。港区女子の世界は狭いので、顔は知っている、一緒にパーティーに参加したことがあるというケースは少なくない。とはいえ、8人集まると、それほど仲良くないメンバーがテーブルを囲むことになる。

 そして3軒目、アルコールが進んだからか、バトルが起きた。男性からの「愛されエピソード」の自慢合戦になってしまったのだ。

 マキコ(仮名、以下同)は、惚れっぽい性格で、もともと不倫体質。モデル事務所に所属していたこともあり、中学までバレエをやっていたことからスラリとした体型で男性たちからとてもモテた。

 常に2~3人と同時進行し、自分に一番何をしてくれたかで優先順位が変わるのだという。

 そんなマキコが「会社を経営している彼が、妻と不仲って言ってて。私と早く結婚したいって」と不倫中の誰もが言うようなことを語りつつ、「奥さんが不在のとき、ヒルズの自宅に上がって泊めてもらった。その時、奥さんのいらなくなったらしいブランドバックももらっちゃったし」と、誰もがひくようなエピソードを笑いながら話すと、なぜか他のコのマウンティング魂に火がついてしまったようだった。

 同じくモデルをしていて不倫中のエミは、「私の彼は息子の運動会に行かずに、私のモデルのイベントに大きな花束持ってきてくれた」「奥さんが妊娠で入院したから留守にできるって、海外旅行に連れてってくれた」などゲスい自慢話を展開。

 すると、私も初対面だった別の港区女子はインスタを開いて見せてきた。

「うちのサンタさんは季節関係なく毎月プレゼントをくれます笑」──そんな書き込みで、誰もが知る有名ブランドのオレンジ色の紙袋の写真が載っていた。酔っているからか、ストレートな自慢を繰り広げる。

関連キーワード

関連記事

トピックス

和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
犯人の顔はなぜ危険人物に見えるのか(写真提供/イメージマート)
元刑事が語る“被疑者の顔” 「殺人事件を起こした犯人は”独特の目“をしているからすぐにわかる」その顔つきが変わる瞬間
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン