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2020.02.02 16:00  週刊ポスト

健康診断の落とし穴 心電図、エコー、骨密度検査の場合

◆骨密度が高くても骨折

 加齢とともに骨は脆くなる。高齢になるほど、寝たきりにつながる骨折は避けたい。従来は骨密度検査で骨折のリスクを測定していたが、近年の研究では「骨の質(=骨質)」も重要とされる。医療経済ジャーナリストの室井一辰氏が指摘する。

「いまでは“骨の強度を決めるのは骨密度7割、骨質3割”とされます。つまり骨折リスクを避けるには骨密度だけでは不十分で、骨質を保つことも重要になりました。ただし骨密度はX線の検査で測定できますが、骨質を調べる検査はまだ確立されていません」

 骨質を丈夫に保つには、生活習慣病に注意したほうが良い。

「比較的骨密度が高い男性でも、糖尿病や高血圧などの生活習慣病によって活性酸素が増えると、骨質が低下して、骨折リスクが1.2~2.5倍高くなるとの研究結果があります」(室井氏)

 生活習慣病は様々なリスクを招くのである。

※週刊ポスト2020年2月7日号

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