記者会見の様子。ミニスカートから長い美脚が映える

 Jpn1川崎記念も開催されたこの日は“ミシェルフィーバー”も加わって、過去10年間の同開催日の入場人員の最多記録を塗り替えた。

 いずれはJRAの通年免許を目指す意向の彼女だが、3月までの短期免許期間中は南関東の4競馬場のみならず、高知、佐賀、名古屋と転戦する「LVRレディスヴィクトリーラウンド」にも参戦する。その初戦の2月4日の高知競馬場では、2レース目で見事勝利した。レース後、本誌記者が声をかけると、天使のような笑顔を振りまいてこんなコメントを残してくれた。
 
「応援してくれてありがとうございます。ぜひいつか競馬場に私を観に来てください。待ってます♪」

 JRAの人気騎手・藤田菜七子との“美女対決”でミシェル騎手がターフを沸かせる日を楽しみにしたい。

デビュー戦では熱心なファンが大歓迎

紹介式の後、観客席に記念グッズを投げ入れた

日本を勉強中で、サインにはカタカナも

2レース目で早くも3着に食い込んだ

ファンサービスを惜しまない

高知ラウンドでは1勝を上げた

元騎手でエージェントのスパニュ氏。ミシェルは「フィアンセ」と紹介している

泥を落とし、次のレースに備える

【PROFILE】1995年生まれ、フランス・イエール出身。2011年にマルセイユの競馬学校に入学、2014年3月に騎手デビュー。同年9月に初勝利。2018年は女性騎手として初めて1日3勝をあげ、女性騎手・見習い騎手として初めての開催リーディングに輝いた。その後も躍進し、フランス年間リーディングで83日にわたってトップを維持した。2019年にワールドオールスタージョッキーズで初来日。現在、南関東の4競馬場(川崎、大井、船橋、浦和)を中心に地方競馬に参戦中。

●取材・文/青野有城 撮影/内海裕之、小倉雄一郎

※週刊ポスト2020年2月21日号

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