芸能

13年ぶり『ハケンの品格』主演の篠原涼子「正直、怖かった」

“とっくり”が戻ってきた(写真は公式HPより)

 13年ぶりに、ドラマ『ハケンの品格』(放送開始日調整中、日本テレビ系)が復活する。社員を圧倒するほどのスーパースキルを持った派遣社員・大前春子を演じた篠原涼子(46才)は、当時、役柄も相まって“理想の上司”ナンバー1にも選ばれるなど、“女性が憧れる女性”として圧倒的な支持を得た。13年の時を経たいま、春子を演じる篠原に密着して見えてきた働く女性としての新たな姿とは──!?

「率直に言うと、うれしさよりもプレッシャーの方が大きかったですね。『ハケンの品格』はみなさんにすごく愛していただいて、私自身も思い入れがある作品だったんです。13年前を超えるものがいまの自分にできるのか…正直、怖かった。でも現場に入ってみたら、本当に13年前にタイムスリップしたような気持ちで春子になれました」(篠原涼子・以下同)

 そう話す篠原。春子の変わらぬ魅力は「いつも自分を変えないスタイルにある」という。

「人って変わっていってしまったり、何かを変えたくなってしまったりするものだから…。春子のように、自分を変えないことって、なかなかできないんですよね。だからこそ、13年前とあまり変わらないスタイルで春子を演じたいと思っていて、参考のために前作も見直しました」

 春子といえば、唯一プライベートが垣間見えるのがフラメンコを踊るシーン。新シリーズでは思わぬ苦労が。

「春子は仕事のスキル面ではもちろん進化しているんですけど、フラメンコのシーンまでグレードアップされていて、振り付けを覚えるのが大変なんです。大前春子は役であって、私自身は13年間フラメンコを習い続けていたわけではないので、ちょっとクレームを出したい気分(笑い)」

 篠原自身の13年前からの変化といえば、“働く母”になったこと。2児の母としての顔を持ちながら女優としても一線で活躍し続けるが、「20代の頃は結婚をしたいという気持ちもあったし、何才まで仕事を続けよう…とリアルに考えたことはなかった」と率直な胸の内を明かす。

関連記事

トピックス

防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
「服のはだけた女性がビクビクと痙攣して…」防犯カメラが捉えた“両手ナイフ男”の逮捕劇と、〈浜松一飲めるガールズバー〉から失われた日常【浜松市ガールズバー店員刺殺】
NEWSポストセブン
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《左耳に2つのピアスが》地元メディアが「真美子さん」のディープフェイク映像を公開、大谷は「妻の露出に気を使う」スタンス…関係者は「驚きました」
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(27)と伊藤凛さん(26)は、ものの数分間のうちに刺殺されたとされている(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
「ギャー!!と悲鳴が…」「血のついた黒い服の切れ端がたくさん…」常連客の山下市郎容疑者が“ククリナイフ”で深夜のバーを襲撃《浜松市ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
和久井学被告と、当時25歳だった元キャバクラ店経営者の女性・Aさん
【新宿タワマン殺人・初公判】「オフ会でBBQ、2人でお台場デートにも…」和久井学被告の弁護人が主張した25歳被害女性の「振る舞い」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
大谷翔平がこだわる回転効率とは何か(時事通信フォト)
《メジャー自己最速164キロ記録》大谷翔平が重視する“回転効率”とは何か? 今永昇太や佐々木朗希とも違う“打ちにくい球”の正体 肩やヒジへの負担を懸念する声も
週刊ポスト
『凡夫 寺島知裕。「BUBKA」を作った男』(清談社Publico)を執筆した作家・樋口毅宏氏
「元部下として本にした。それ自体が罪滅ぼしなんです」…雑誌『BUBKA』を生み出した男の「モラハラ・セクハラ」まみれの“負の爪痕”
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト