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北朝鮮 コロナや指導者交代よりも怖いミサイルの「老朽化」

◆何があろうと続くミサイル開発

 北朝鮮は多くの国民が餓死しようが、伝染病が流行しようが、最高指導者が交代しようが、米国から自国を守る抑止力を確保するために着々と核兵器とその運搬手段である弾道ミサイルの開発を続けてきた。

 これは、仮に金正恩体制が崩壊しても、民主主義国家となることなく反米を標榜する中国寄りの政権、すなわち事実上の中国の傀儡政権が樹立された場合(中国が強く反対しないかぎり)開発は継続されるだろう。今回のコロナウイルスの流行、金正恩の健康状態に関係なく、米国が「敵国」であるかぎり続くのだ。

 新型の弾道ミサイルが完成し、配備が完了したら、今度は事実上切り捨てられてきた陸海空軍の兵器の更新に取り掛かるだろう。つまり、何があろうが、北朝鮮の軍事力は計画どおりにひたすら強化されてゆくのである。

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