「ゴルフ場の指導で、キャディさんは“クラブの手渡し禁止”“危険時以外の声かけ禁止”になっていた。残りの飛距離やパットラインも教えてくれないので、彼女は単にカートの運転手として付いて回っているだけでした。誰一人文句は言いませんでしたけど……」(60代のメンバー)
ちなみにこのゴルフ場では「バンカーのレーキも使用禁止」だったという。
関西の瀬戸内海を望むゴルフ場では緊急事態宣言を受け臨時休業していたが、手引きカートによる「1人ラウンド」での営業を再開した。1日50組……ではなく「1日50人」限定。公式サイトでは「他のプレイヤーとは接触のないウォーキング感覚での1人プレー」となっているが、会心のドライバーショットに心の中で“ナイスショット!”と叫び、グリーンでは“ナイスパット”と自分を褒めながら孤独な18ホールを過ごす。広大なゴルフ場を独占できる爽快感は得られるかもしれないが、ゴルフを心から楽しめる日はまだまだ遠そうだ。