マダム・ホーさんは母校でスカラシップも設立

 ポートフォリオワーカーの目的は、お話ししたように、何が起きても困らない「経済的自由」を手に入れることですが、もう一つの究極の目的は、「心の自由」を手に入れること。会社や上司や部下に縛られることもノルマに追われることもなく、本当に自分のしたいことだけして稼ぐ生き方なのです。その分、先にお話ししたような自分と向き合う作業や生き方の見直し・様々な準備ももちろん必要です。でも、この「心の自由」を手にすることの価値は他の何物にも変えられません。

 このコロナ禍がもたらす本当の意味の「働き方改革」を、今こそみんなで考えていけたらと願っています。

【PROFILE】マダム・ホー/大阪出身の日本人。先端医療を学ぶため高校からアメリカに留学、UCLAとUSCの大学院修了。作業療法士として活躍していた頃、日本で父が倒れ介護貧乏に。その後アメリカで結婚した華僑夫と共に6つの仕事をかけもちして5年未満で最初の1億円資産を作った、元祖ポートフォリオワーカー。アメリカを拠点に、執筆活動・講演なども行っている。2013年にはスカラシップを設立して次世代の育成に貢献している。

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