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2020.05.21 16:00  週刊ポスト

ヒアルロン酸注入が全体の6割 「豊胸手術」の最前線

南雲医師は豊胸、乳がん手術、乳房再建まで手掛ける

 誰もが憧れるのが美しいバスト。多くの人は豊胸手術と聞くと「シリコン挿入」をイメージするのではないだろうか。しかし、需要増大ともに“裏技”とも言える豊胸の技術も進化している。ナグモクリニックの南雲吉則総院長が解説する。

「現在はメスを使わないヒアルロン酸注入法を選ぶ方が全体の6割を占めます。次に人工乳腺法が3割、そしてご自身の脂肪を採取して胸に注入する脂肪注入法が約1割です。ヒアルロン酸は手術時間も10分少々と短く、ダウンタイムや傷跡もほぼない。人体にもある成分なので、安心感もあって決断しやすいんです」

 脂肪注入法は値段は高いが、人工物を使用しないため、違和感が少ない。ヒアルロン酸注入法は手術は簡単、傷も残らないが数年で体内に吸収されるため持続性がイマイチ。人工乳腺(シリコン)法は、料金は安いが、傷のリスクとリアルさの再現が難しい。

 自身の脂肪を使う脂肪注入法が最も期待されているが、ネックがあるという。

「脂肪注入法は約100万円と費用がかかる。それに吸収されたり、しこりになる場合もあり、まだ改良の余地があります」

 女性の飽くなき向上心に応えるべく、豊胸手術もまた日夜、進化しているのだ。

取材・文■河合桃子 撮影■井上たろう

※週刊ポスト2020年5月22・29日号

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