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夏休み旅行 車、飛行機、新幹線など移動手段はどう変わる?

外国人激減で富士五湖は快適に利用できそう(時事通信フォト)

 今年の夏休みは、ようやく羽を伸ばして旅行に行けるチャンス。だが、例年とは違って旅行先を決める際に考慮しておかなければならないのが、「足をどうするか」という点だ。観光ジャーナリストの千葉千枝子氏がいう。

「不特定多数との“3密”の心配がないのは、やはり自家用車やレンタカーです。旅行中に気になるスポットがあれば途中で気軽に立ち寄れますし、世界的な原油安でガソリン代も急落していますから、お財布にも優しい」

 経済産業省が5月20日に発表したレギュラー1リットルあたりの全国平均小売価格は125円。3年半ぶりに130円を割った。

 コロナ以降、長距離移動をせず、地元や周辺地域の旅行を楽しむ「マイクロツーリズム」という考え方も広がり、近場への旅行が増えていることも車移動の追い風になりそうだ。

 では、飛行機での移動はどうか。

「各社で大幅な減便が続き、数少ない便に合わせて行き帰りの時間が制限されがち。空港のチェックインでも一人一人にサーモグラフィでのチェックが行なわれるなど、煩雑な通過手続きが増えている。航空機の客離れ傾向はしばらく続くでしょう。供給減による運賃値上げの可能性も指摘されています」(千葉氏)

 JALでは『ソーシャルディスタンス』の観点で、4月末から3人掛けの座席では窓側と通路側のみ、2人掛けの座席では窓側のみが利用可能となっている。広々と使えて“ビジネスクラス気分”を味わえるが、座席が少なくなった結果チケットは取りづらくなりそうだ。

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