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2020.07.19 07:00  NEWSポストセブン

藤井聡太ブームで話題 将棋番組「AI解説」の楽しみ方

解説名人の系譜

 棋士はみんな強いのは当然だが、その中でも解説がわかりやすく面白い「解説名人」がいる。引退棋士の石田和雄九段(73)は現役時にはA級まで進んだ実力者で、かつ解説の際には講談を思わせる名調子でファンの喝采を浴びた。現在では将棋界最年長YouTuberとして過去から現在に至るまでの棋譜を解説中だ。石田九段は藤井七段を次のような調子で絶賛している。

「藤井君は本当に強いですね。本当に強い。私がこのように『本当に強い』とほめると『ほめすぎだ!』なんてコメントもいただいたりしておりますが、ほめすぎではありません! この人は史上最強の棋士になるんじゃいかとさえ思いましたね。一局指すたびに『この人は強い!』、そういうふうに思いを深めるばかりであります」

 現代は木村一基王位(47)の解説が評判高い。語り口の随所には人柄のよさがにじみ出る一方で、形勢判断は明晰。局面をズバズバ斬ってみせ、ジョークも鋭い。自身への挑戦者を決める王位戦リーグ、羽生九段-藤井七段戦の解説を次の言葉で締めくくった。

「みんな負けてほしい。その思いは変わらないですね」

 豊富なボキャブラリーでスポーツ実況スタイルの藤森哲也五段(33)は新時代の解説名人候補だ。藤井七段がスーパープレイで勝てば「いやすごいまじか」とシンプルに絶句してみせる。観る将棋ファンとあまり変わらない視線で気取りがないところも好感が持たれている。

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