一馬に「化け猫?」などと言われると、目を吊り上げ、鋭い爪をむき出しにした痛い猫パンチを繰り出す。森川は、猫又らしさを出すため、猫の動きを取り入れたという。敵方のもののけも、第一話では映画『検察側の罪人』で木村拓哉らを翻弄する怪演を見せた酒向芳が白目をむいたゾンビのようなおどろおどろしい魂さがしだった。今後、石丸謙二郎、藤本隆宏らも登場する。ちなみに『しゃばけ』では、山田花子が三角の耳が突き出た「獺(かわうそ)」、ベテラン女優の十朱幸代が三千年生きる妖を演じた。現実を離れ、思いっきり作りこめるもののけ、妖怪は、俳優にとっても面白い役に違いない。一馬がどんなもののけに襲われるか。岡田健史のビビり演技にも注目である。
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2020.07.21 16:00
NEWSポストセブン