ビジネス

パチスロライター水樹あや 6号機時代の「専業」実態を報告

女性パチスロライターの水樹あや

女性パチスロライターの水樹あや

 出玉性能を抑えた「6号機」への入れ替えが進み、なかなか大勝ちできなくなったといわれるパチスロ業界。かつてスロットの収入だけで生活していた“専業”も絶滅寸前かと思いきや、意外にも変化に対応しながら生き残っているという。女性パチスロライターの水樹あやが、新時代の“パチプロ”の実態をレポートする。

 * * *
 顔面カエル似ライターあや吉こと、水樹あやです。

 突然ですが皆さん、好きなことをして生活したいと思ったことはありませんか? 毎日会社に行って帰るだけの日々、好きでもない上司に誘われて行く飲み会、噂話大好きな同僚や事務のおばさん、仕事をしに行っているのに面倒な人間関係に疲れる日々……。「こんなのはもう嫌だ! 好きなことして生きていきたい!」と、一度は思ったことがあるはず。コロナ禍の今だからこそ、余計にそう思うのかもしれません。

 でも、世の中には好きなことをして生活している人たちもいます。大好きなパチンコやパチスロを毎日打って生計を立てる“パチスロ専業”もそのひとつ。ある意味、夢のようなお仕事なのです。

 昔はパチスロ専業をやっていたという人も、たまに聞きますよね。有名な方でいうと、NHKから国民を守る党の立花孝志さんなどもパチンコで生計を立てられていたと話しています。

 しかし、パチスロ6号機時代に突入した今、パチスロ専業は窮地に立たされつつあります。「パチスロ専業なんて絶滅してしまえばいい!」という意見の方が大半だと思うのですが、そこはひとつ、ある種のアングラ情報だと思って大目に見てもらえれば幸いです。

 そもそも、パチスロ専業とは社会一般的に職業として認められてはおらず、資格や認定団体があるわけではないので、あくまで“自称”でしかありません。YouTubeやFXの収入で生活している一般の方と同じで、公的には無職です。なので、“スロプー”や“スロニート”などと呼ばれたりもします。資格がない以上、プロと趣味の違いってとても曖昧ですよね。

関連キーワード

関連記事

トピックス

お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA) 
雅子さまにささやかれる体調不安、沖縄訪問時にもお疲れの様子 愛子さまが“異変”を察知し、とっさに助け舟を出される場面も
女性セブン
不倫が報じられた錦織圭、妻の元モデル・観月あこ(時事通信フォト/Instagramより)
《結婚写真を残しながら》錦織圭の不倫報道、猛反対された元モデル妻「観月あこ」との“苦難の6年交際”
NEWSポストセブン
新キャストとして登場して存在感を放つ妻夫木聡(時事通信フォト)
『あんぱん』で朝ドラ初出演・妻夫木聡は今田美桜の“兄貴分” 宝くじCMから始まった絆、プライベートで食事も
週刊ポスト
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
「松井監督」が意外なほど早く実現する可能性が浮上
【長嶋茂雄さんとの約束が果たされる日】「巨人・松井秀喜監督」早期実現の可能性 渡邉恒雄氏逝去、背番号55が空席…整いつつある状況
週刊ポスト
発見場所となったのはJR大宮駅から2.5キロほど離れた場所に位置するマンション
「短髪の歌舞伎役者みたいな爽やかなイケメンで、優しくて…」知人が証言した頭蓋骨殺人・齋藤純容疑者の“意外な素顔”と一家を襲った“悲劇”《さいたま市》
NEWSポストセブン
6月15日のオリックス対巨人戦で始球式に登板した福森さん(撮影/加藤慶)
「病状は9回2アウトで後がないけど、最後に勝てばいい…」希少がんと戦う甲子園スターを絶望の底から救った「大阪桐蔭からの学び」《オリックス・森がお立ち台で涙》
NEWSポストセブン
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《浅田真央と村上佳菜子が断絶状態か》「ここまで色んな事があった」「人の悪口なんて絶対言わない」恒例の“誕生日ツーショット”が消えた日…インスタに残された意味深投稿
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン