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東京でバスに乗ったまま運河に飛び込む迫力満点新体感ツアー

 東京都内には現在、107の河川があり、その全長は858キロにも及ぶ。いまその水辺が観光スポットとして人気を集めている。東京港の美しい景観が広がり、2020東京五輪の関連施設など間近に迫ることができるなかでも、バスに乗ったまま運河に飛び込む新体感ツアーがある。

水陸両用バス「スカイダック台場」豊洲・東京Viewコース

 陸上はタイヤで走り、水上はスクリューで航行する「水陸両用バス」に乗りベイエリアを周遊する。水陸両用バスの車両価格は約1億円。側面は窓ガラスの代わりにビニールのカーテンがかけられ、風通しがいい。定員40名。

 お台場の東京テレポート駅を出発して車窓観光を楽しんだ後、豊洲から東京湾へ。豊洲新市場や東京五輪の関連施設など、話題の最新スポットを堪能できる。

・東京タワー:ビル群の間から見える東京タワー。東京港に出ると360度の景色が広がり、天気がよければ東京スカイツリーも望める。

ビルの間から東京タワーを望む

・スプラッシュポイント:陸から水中に飛び込む瞬間は水しぶきが上がって迫力満点。運転手はバスの運転免許のほかに、小型船舶の免許も持っている。

バスに乗ったまま運河に

・運転席:マスクで感染対策したアテンダントの掛け声に合わせて、「3、2、1……スカイダック!」と全員でカウントダウン。水上では最高時速13キロで進む。

感染対策もバッチリ

・有明体操競技場:東雲運河から見た有明体操競技場。東京五輪のために新設した施設の中では、最多の木材が使われている。

五輪会場となる予定

・レインボーブリッジ:芝浦ふ頭とお台場を結ぶ全長798メートルのレインボーブリッジは1993年に完成。東京港からは、東京五輪の選手村が整備される晴海ふ頭も望める。

1993年完成のレインボーブリッジ

【所要時間】約80分
【料金】大人3500円、4歳~小学生1700円
【運航日・出航時間】公式ホームページ(https://www.skybus.jp)で要確認
【運航会社】日の丸自動車興業

※週刊ポスト2020年8月14・21日号

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