もっと何もなければ「健康そうですよね」で切り抜けるとゆいPも続ける。さらに、芸能界の先輩や同僚の話術で見習うべき部分は、学ぶようにしているという。
「同期のお笑い芸人・デニスの植野行雄くんの雑談力がすごいんです。自虐を入れながら話すので、誰も嫌な思いをしない。この人にはこれを言っても大丈夫という加減がわかっているんですよね。だから行雄ちゃんに悪口を言われても傷つかないどころか、笑えちゃう。かも、人によって態度を変えず、誰とでも平等に接している。私なんて、苦手な人を見かけたら逃げちゃうくらい雑談が苦手なので、見習いたいです」(オカリナ)
雑談力を磨くには、人を観察して学び、場数を踏むことが大切なのだ。しかし、どうしても雑談を続けるのがきつい場合、最低限あいさつはしたうえで、ゆいPの“長く雑談を続けさせない術”を覚えておくのもいいかもしれない。そして自分も楽しめる実のある雑談ライフを!
【profile】
おかずクラブ/吉本興業の養成所(NSC)卒業後、2009年にコンビを結成。2019年『女芸人NO.1決定戦THE W』(日本テレビ系)決勝進出。『世界の果てまでイッテQ!』(同)などに出演中。
※女性セブン2020年8月20・27日号