芸能

郷ひろみ「女性の精神性は男性と比較にならないくらい高い」

1995年、40才当時の郷ひろみ

 現在64才の郷ひろみ。1972年のデビューから、現在まで芸能界の第一線で活躍し続けている。今年も7月に105枚目のシングル『ウォンチュー!!!』をリリース、さらに月刊誌『ゲーテ』(幻冬舎)で連載された60回に及ぶエッセイを収録した著書『黄金の60代』(同)も出版された。そんな、今なお精力的に活動する郷ひろみに、インタビューを行った。

 * * *
 郷が、芸能界に入ったのは15才のとき。近所に住んでいた女性が東宝映画『潮騒』のオーディションに応募したことがきっかけだった。映画のオーディションには落選したものの、会場にいたジャニー喜多川さんに声を掛けられ、ジャニーズ事務所に所属。フォーリーブスと同じステージに上ったところ絶大な人気を博し、「ゴーゴーヒロミ!」というファンの掛け声から芸名を「郷ひろみ」にしたのだとか。

 1972年、16才でNHK大河ドラマ『新・平家物語』に平清盛の弟、経盛役で出演し、役者デビュー。同年、8月に『男の子女の子』で歌手デビューし、一気にスターダムを駆け上った。20才でバーニングプロダクションに移籍してからもヒット曲を連発し、獅子奮迅の勢いでスターとして揺るがぬ地位を手中に収めた。

「20代までは運に支えられていたんですよ。どんどん人生の転機につながる人に出会って、その人たちがどんどん運んできてくれた。これはすごいことです。でも30代からは運だけでは無理なんです。成功するために必要なものが4つあると考えているのですが、それは『感謝』と『勇気』と『コミットメント』と『運』です。歌にしても踊りにしても、努力して自分を磨いたり、どう自分を見せていくかを考えたりして、自己責任のもとに行動を起こしていく。そうやって運命を勝ち取っていかなくてはいけないということに、ぼくは40代に入ってから気づいたんです。

 ラッキーだったのはソロだったこと。ずっとひとりでやってきたから、うまくいかないことがあっても誰かのせいにはできなかった。どんなときも逃げずにグッと堪えたから、いまの自分があると確信しています」(郷ひろみ・以下同)

関連記事

トピックス

和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
犯人の顔はなぜ危険人物に見えるのか(写真提供/イメージマート)
元刑事が語る“被疑者の顔” 「殺人事件を起こした犯人は”独特の目“をしているからすぐにわかる」その顔つきが変わる瞬間
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン