国際情報

替え玉受験ほか、トランプ告発本で明かされた嘘だらけの人生

姪によってトランプ大統領の様々な一面が暴かれた(写真/Ben Baker/Redux/AFLO)

 出版差し止め訴訟も起きた「大統領の姪」執筆の告発本がついに日本上陸。全米190万部のベストセラーは、いったいどんな本なのか?

「祖父は社会病質者(ソシオパス)だった。その子どもたち、5人のきょうだいのなかに無傷ですんだ者は一人もいないが、叔父のドナルドと私の父フレディはほかの3人よりも多くの苦しみを受けた。ドナルド・トランプの精神病理と行動機能障害の意味を完全に解き明かすためには、どうしても家族の歴史をさかのぼって詳細に見ていく必要がある」

 全米ベストセラーの邦訳『世界で最も危険な男「トランプ家の暗部」を姪が告発』(小学館)の一節だ。同書の著者は、米国大統領の姪メアリー・トランプ氏。臨床心理学の博士号を持つ著者が、強権的な祖父フレッドの支配下で父フレディが不遇な生涯を送り、叔父ドナルドが危険人物に育っていった経緯を赤裸々に描いている。

「男はタフでなければいけない」──それが、フレッドが君臨するトランプ家の大原則だ。そのためなら「嘘をついてもかまわない。自分が間違っていると認めたり謝ったりするのは弱虫のすることだ」と考えるフレッドが後継者として選んだのは、長男のフレディではなく、次男のドナルドだった。

「『無敵の男』を目指すドナルドの姿勢をフレッドは気に入っていた。ドナルドの規則違反や逸脱行動は、そのどれもが、父に認められるためのオーディションになった」

関連記事

トピックス

永野芽郁のCMについに“降板ドミノ”
《永野芽郁はゲッソリ》ついに始まった“CM降板ドミノ” ラジオ収録はスタッフが“厳戒態勢”も、懸念される「本人の憔悴」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(Instagramより)
〈シ◯ブ中なわけねいだろwww〉レースクイーンにグラビア…レーサム元会長と覚醒剤で逮捕された美女共犯者・奥本美穂容疑者(32)の“輝かしい経歴”と“スピリチュアルなSNS”
NEWSポストセブン
スタッフの対応に批判が殺到する事態に(Xより)
《“シュシュ女”ネット上の誹謗中傷は名誉毀損に》K-POPフェスで韓流ファンの怒りをかった女性スタッフに同情の声…運営会社は「勤務態度に不適切な点があった」
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(時事通信社/読者提供)
《動機は教育虐待》「3階建ての立派な豪邸にアパート経営も…」戸田佳孝容疑者(43)の“裕福な家庭環境”【東大前駅・無差別切りつけ】
NEWSポストセブン
未成年の少女を誘拐したうえ、わいせつな行為に及んだとして、無職・高橋光夢容疑者(22)らが逮捕(知人提供/時事通信フォト)
《10代前半少女に不同意わいせつ》「薬漬けで吐血して…」「女装してパキッてた」“トー横のパンダ”高橋光夢容疑者(22)の“危ない素顔”
NEWSポストセブン
露出を増やしつつある沢尻エリカ(時事通信フォト)
《過激な作品において魅力的な存在》沢尻エリカ、“半裸写真”公開で見えた映像作品復帰への道筋
週刊ポスト
“激太り”していた水原一平被告(AFLO/backgrid)
《またしても出頭延期》水原一平被告、気になる“妻の居場所”  昨年8月には“まさかのツーショット”も…「子どもを持ち、小さな式を挙げたい」吐露していた思い
NEWSポストセブン
憔悴した様子の永野芽郁
《憔悴の近影》永野芽郁、頬がこけ、目元を腫らして…移動時には“厳戒態勢”「事務所車までダッシュ」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(左・時事通信社)
【東大前駅・無差別殺人未遂】「この辺りはみんなエリート。ご近所の親は大学教授、子供は旧帝大…」“教育虐待”訴える戸田佳孝容疑者(43)が育った“インテリ住宅街”
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン