芸能

NiziUの“可愛さ”をより高めるチアリーダー効果とは?

「NiziU」の縄跳びダンスがTikTokで話題(公式HPより)

 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になったニュースや著名人をピックアップ。心理士の視点から、今起きている出来事の背景や人々の心理状態を分析する。今回は、今人気沸騰中の9人組ガールズグループ「NiziU」について。

 * * *
 NiziUのプレデビュー曲『Make you happy』の縄跳びダンスが話題だ。スマホでYouTubeやTikTokをよく見ている世代には、何の説明も要らないNiziU。だが、最近の音楽に興味がなく、YouTubeやTikTokを見ない世代の人たちにとっては、一体全体「なんのこっちゃ?」だろう。

 NiziUは、韓国の大手芸能事務所JYPエンターテインメントが、ソニーミュージックと共同で開催した『Nizi Project』というオーディション番組から生まれた9人組のガールズグループだ。巷では、彼女たちの楽曲『Make you happy』のダンスを真似て踊り、その動画をネットにアップする人が続出している。耳に残るフレーズや、縄跳びを飛んでいるような可愛い振付け、9人の踊りが驚異的にシンクロしていることなどで話題になっている。

 メンバーが9人もいるため、最初は誰が誰だか分からない。しかし、それで良いのだろう。ミュージックビデオで流れるソロパートより、9人揃ったパフォーマンスの方が圧倒的にインパクトがあるし魅力的だ。メンバーも、1人でいる時よりグループの中で踊っている方が可愛く見える。

 これは、「チアリーダー効果」といって、1人でいる時より集団の中にいる時の方が、同じ顔でも魅力的に見える、という現象。2018年の平昌オリンピックで派遣された北朝鮮の美女応援団が、全員美人に見えていたのと同じだ。AKB48や乃木坂46、欅坂46などの大所帯アイドルグループも、この効果が高かったように思う。

関連キーワード

関連記事

トピックス

裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン