『さすらい刑事旅情編』(テレビ朝日系)や『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)のカッちゃんも大好きでした。ああやって大人の俳優さんの中にジャニーズが入っても「しっかり、やっていける」という道筋を作ってくれたのはカッちゃんだったのではないかと思います。
そしてヒガシです。実は、いちばんインタビューさせていただいたのはヒガシで、直近では『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)のスタジオに行かせていただきました。いつ会っても「いつもお世話になってます」と言った後、周囲のかたたちに「山田サンには本当に長年よくしていただいて」などと声をかけてくださり、お礼状などもキッチリされています。
後輩に背中を見せてきた……という点で「少年隊」の3人は全員が、それにあたるのですが、「カウコン」(=カウントダウンライブ)をはじめ、後輩たちがヒガシと一緒に『仮面舞踏会』を歌うときの見事に揃ったダンスと、彼らの誇らしい顔を見るのが私は本当に大好き! そのたびに「ジャニーズ、ここにあり」と思うのです。10代の頃と変わらぬスタイルで、週3~4でジムに通い、「少年隊の東山紀之」であり続けるヒガシを心から尊敬します。
そんなヒガシの周辺から聞こえてきていたのは、デビュー35周年の記念イベントの話でした。周年をとても大事にしてくれる事務所が、それを考えていなかったハズはなく、日々、事務所のかたと話す機会がもっとも多いヒガシは前向きだったと予想されるのですが……、ニッキやカッちゃんの気持ちはどうだったのか。この先、ライブはあるのかないのか、とても気になります。