一方、乗馬クラブオーナーの高橋世波音(よはね)氏に聞くと、こう説明した。
「初めの頃、糞をそのままにしていたことは確かに反省しています。乗っている時は馬の尻が見えないものですから。
無許可と批判されますが、馬で道を歩いたり海岸を走ったりするのに許可は不要なんです。鎌倉は武士の街として栄え、道には馬が通っていた。皆様に馬を身近に感じてほしいという思いもあるのですが……」
現在は苦情を受けてホーストレッキングは休止中だが、“馬が合わない”状況は解決が見えない。
※週刊ポスト2020年10月16・23日号