芸能

宮迫博之が告白「テレビ復帰するならアメトーーク!で」

YouTubeを中心に活動する宮迫博之が今の胸中を語る

YouTubeを中心に活動する宮迫博之が今の胸中を語る

「闇営業問題」で吉本興業を退社して1年半。テレビから姿を消した「雨上がり決死隊」の宮迫博之(50)は、活動の場をYouTubeに移した。今後コンビはどうなるのか。宮迫の胸中を聞いた。

 * * *
 相方(蛍原徹)には少し前、僕の事務所に来てもらって2人で話し合いをしました。「YouTubeを始めるタイミングとか、納得いってないことはたくさんある」と苦言を呈されましたね。僕は「芸能界に戻れる状況を(自分で)必ず作る。YouTubeを頑張りながら、そこに辿り着くから待っていてほしい」と伝えました。

 相方の本心は、僕が吉本と話し合い、復帰の環境が整うまでおとなしくしていてほしかったんじゃないかな。でも僕は性格的に止まっていられるタイプじゃない。相方もそれが分かっているから、どこかで諦めていた部分があったんだと思います。

「雨上がり決死隊」は、僕のわがままを相方が懐深く受け止めてくれる形でやってきた。今回もたくさん迷惑をかけて、それでも解散せずにいてくれる相方には感謝しかない。だからこそ、コンビとして再び活動をできる状況を一日も早く作りたい。

 テレビ局は吉本に対して“忖度”があって、「宮迫を出演させて怒られたらどうしよう」という不安があるのでしょう。吉本芸人と番組をやっている人は、いまだに僕との共演はNGだったりするようですし。

 そんな状況でも、「極楽とんぼ」の加藤浩次さんをはじめ、連絡をくれる吉本の芸人仲間には、感謝しています。「ロンドンブーツ」の田村亮ともたまに連絡を取っています。彼もYouTubeをやっているので、そのチャンネルで対談したいと言ってくれた。

 実際のところ、テレビの出演オファーはゼロではなくて、凄くいいオファーを何件か頂いていました。でも、復帰するなら『アメトーーク!』(テレビ朝日系)だと考えていたので、ありがたい話だったのですが、お断わりしました。『アメトーーク!』に再び出るために、これからテレビ局とも話し合いの場を増やしていけたらと思っています。

●聞き手/赤石晋一郎(ジャーナリスト)

※週刊ポスト2020年11月27日・12月4日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン