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「まるで高級な舞台」 研究者も唸る“さらば青春の光”の凄さ

ファンが語る「さらば青春の光」の凄さとは?(時事通信フォト)

ファンが語る「さらば青春の光」の凄さとは?(時事通信フォト)

 霜降り明星やミキ、EXITら「お笑い第7世代」がお茶の間で人気を博すなか、「お笑い6.5世代」を自称する森田哲矢と東ブクロのコンビ「さらば青春の光」が、絶好調と言っていい活躍ぶりを見せている。2008年にコンビを結成し、当初所属していた松竹芸能を2013年に退社。その後、2013年から個人事務所「ザ・森東」を設立し、現在まで活動を続けてきた。

 コント、漫才ともにその実力は折り紙つきで、過去には『キングオブコント』(TBS系)の決勝に6度出場、『M-1グランプリ2016』(テレビ朝日系)決勝4位など、“非よしもと芸人”としても異例の実績を誇る。ここ数年はYouTubeチャンネルにも力を入れており、YouTuberとしてではなく、あくまで芸人のスタンスでエッジィな企画を連発し、話題を呼んでいる。

 ラジオの冠レギュラー番組も複数掛け持ちしており、なかでも『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』(TBSラジオ)では、視聴者から東ブクロの嫁志望者を募り、ラジオ内で勝ち抜きバトルをさせる「勝ち抜き!東ブクロの嫁決定戦」を行うなど、深夜ラジオならではの企画も話題を呼んでいる。

 そんな売れっ子の「さらば」だが、やはりその最大の魅力はコント師としての顔だろう。彼らの単独ライブは毎年大盛況で、何公演も現場に入るコアなリピーターファンも多い。5年ほど彼らのファンだという女性・Aさん(30代)はこう語る。

「さらばの単独ライブは20代から50代くらいまで、男性客が多いですね。業界人ぽい人も結構来てます。もちろん、なかには女性ファンもいるのですが、他の芸人のようにワーキャー系のファンは少なく、本当に彼らのネタが好きでライブに足を運んでいる印象。終演後はグッズやDVD目当てに長蛇の列ができることも珍しくありません。

 さらばの単独ライブは、舞台好きも喜ぶ良い劇場が多い。さらに、そこに豪華な演出が乗っかってくる。たとえば、2019年の『大三元』では川谷絵音さんが手掛けたオープニング楽曲が流れたり、おしゃれな映像が投影されたりと、ネタの完成度の高さだけでなくエンタメとしての完成度も高いと思います」(Aさん)

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