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柏原芳恵が40周年記念ライブ開催 白血病のパートナーが後押し

デビュー40周年の節目にパートナーの闘病

デビュー40周年の節目にパートナーの闘病

「この40年、たくさんのかたに出会いました。つくづく出会いというのは一つひとつが大事だと、改めて感じています」

 10月17日、東京都北区の北とぴあさくらホール。ここで開催されたデビュー40周年記念コンサートの最中、純白の衣装に身をまとった柏原芳恵(55才)は、しみじみとそう語り、往年と変わらない艶やかな歌声を披露した。もともとこのコンサートは7月に予定されていたが、新型コロナの影響で延期。無事に開催された記念公演に駆けつけたファンは、SNSでこう歓喜した。

《すごくお若くておきれいでビックリ!》
《歌声とスタイルと美貌は変わらずそのままでした》

 6月には約12年ぶりとなるシングル『KU・ZU~ワタシの彼~/A・RU・KU~愛してる人にちゃんと愛を伝えてますか?~』を発表し、デビュー40周年が経ったいまでも、第一線の歌手としての貫禄を見せつけた。しかし、こうした彼女の活発な活動に驚きの声も上がっている。音楽関係者が重い口を開く。

「芳恵さんは、いままではテレビに出るといっても年に1回ぐらいで、芸能活動はかなりセーブしていた。最近の活動を見ていると、背中を押してくれる出来事があったんだと感じます。

 芳恵さんといえば、恋多き女として知られましたが、1990年を境にスキャンダルはパタリとなくなっています。それは異国で出会ったある男性K氏との出会いがきっかけでした。以降、彼女は今日までその男性との事実婚生活を貫いているんですよ。ただ、数年前その彼に深刻な病が見つかって……」

 2015年、70才を超えたK氏が、白血病を患ったのだ。柏原は、献身的にK氏の闘病を支えてきたという。

 それから5年あまり経ち、病状が落ち着いたK氏は現在、自宅療養をしているという。

「ヘルパーの人が自宅を訪れることはなく、Kさんの身の回りの世話はすべて芳恵さんが行っています。彼女はテレビなどでは『自販機の使い方がわからない』『身の回りのことはすべてスタッフがやってくれる』と話していますが、最近は買い物や料理、掃除といった家事をすべてひとりでこなしているんです」(前出・音楽関係者)

 迎えた今年のデビュー40周年。看病のため仕事をセーブしていた柏原の背中を押したのはK氏だった。

「『せっかくの40周年なので、ぼくのことはいいから、きみの記念になるようなことをやるべきだ』とKさんがアドバイスしたんです。最初は躊躇していた芳恵さんですが、最後には記念コンサートと新曲の発表を行うことを決断しました」(前出・音楽関係者)

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