法被を着て笑顔のみのもんた(写真/時事通信社)
「A子はサバサバとした一方、気性の激しさを見せることもありました。みのさんがほかのお店に行くときも同伴して愛想よく振る舞う一方、みのさんが酔って別の女の子の電話番号を聞こうものなら、頭を小突いて怒る。絶妙の緩急といいますか……。どの店に同伴してもそのお店のママにもしっかり挨拶しつつ、『みのさんは私のですから』という牽制も忘れない、肝の据わった女性でしたね」(銀座のクラブ関係者)
別のクラブ関係者もA子さんの決意に脱帽したという。
「A子はほかのお客さんに目もくれず、みのさんさえいればいいという真剣さがあった。3年ほど前、介護士の資格を取ってホステスを卒業。みのさんのために介護士の資格を取ったかのようでした。そこからふたりの関係はホステスとお客を超えていったようです」(前出・クラブ関係者)
ふたりの関係にさらなる転機が訪れたのは昨年末、みのにパーキンソン病が発覚した頃だった。
「みのさんの自宅は銀座から車で1時間以上かかります。コロナ禍もあり、外出も控えるようになり、銀座通いをやめようと考えたようです。そんな中、A子とも別れる決意をした。しかしA子も20代後半から30代半ばという時期をみのさんに尽くしてきたという思いがある。“きちんとした形が欲しい”と望んだ。
しかし、みのさんにはA子より年上のお嬢さんもいますからね。さすがに再婚に踏み切れない。そんな経緯もあって所有しているマンションの1つを贈与することにしたそうです」(みのの知人)
それが冒頭の高級マンションだったのである。マンションのもともとの所有者は、みのが社長を務める水道メーター会社「ニッコク」で、今年の10月14日にみのに名義が変更され、11月6日付でA子さんに贈与された。
「130人以上の社員がいて、取締役にはみのさんの長女と次男、社外取締役にはテレビ局に勤務する長男が入っています。みのさん自身は“マンションの1つくらい”という気持ちでしょうが、当然家族としてはA子に複雑な感情が残ったようです」(前出・みのの知人)
※女性セブン2020年12月17日号