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はなわとナイツ塙 初めて「兄弟の絆」を語り合った夜

ナイツ・塙の姿をキャッチ

ナイツ・塙の姿をキャッチ

 ラジオ好き、お笑い好きにはたまらない共演が実現した。11月30日の深夜、都内のラジオ局から出てきたのは、約20年ぶりの2人きりの“共演”を終えた、お笑い芸人でミュージシャンのはなわ(44才)と、お笑いコンビのナイツの塙宣之(42才)の兄弟。TOKYO FMの深夜の生放送「TOKYO SPEAKEASY」を録り終えて、別々に帰宅した。

 あるお笑い関係者は「兄弟で芸人でも方向性が全く違うからメディア共演する機会が無かったのです。ラジオで、しかも2人きりだと、逆に企画しやすかったのでしょうね」と語った。

 番組が始まると、はなわは「2人で面と向かってメディアで話すのは無かったよな。家でも親か嫁さんがいるし、こうやって2人だけで話すのって初めてじゃないか。1回家に転がり込んできたときあったけど」と切り出し、塙が「2000年だね」と呼応。はなわが「嫁さんが長男の出産で佐賀に里帰りしていた時に、のぶが全然お金も仕事もなくて僕のマンションに転がり込んでいた」と続けた。

 はなわが24才、塙が23才のころのこと。それ以来20年ぶりかなと話しながら、前半はお互いが始めているYouTubeでの活動について盛り上がった。

 ナイツは漫才師としての実力が認められて、今やテレビ番組に欠かせないコンビ。特に塙は、2018年からは「M-1グランプリ」の審査員も務めるまでになった。はなわが「のぶ(弟)はラジオをすごい数やっているじゃん。爆笑問題さんにも、『弟にラジオやりすぎだって言っておいて!』って言われたよ」と漏らすほど。塙は「毎週15時間やっている」と話していた。

 一方、はなわといえば2003年のシングル「佐賀県」のヒットが有名で、現在は20才になる息子たちや妻も出演しているYouTubeが、チャンネル登録者数32万人を超える人気に。出生地が埼玉県春日部市である縁で、昨年のヒット映画『翔んで埼玉』の主題歌も歌って「かすかべ親善大使」になるなど、着実な成功を収めている。

 年子だが幼少時から性格は正反対、兄は力士を夢見る力持ちで明るいクラスの人気者で、弟は3月生まれで成長が遅く、勉強も運動も苦手な控えめな少年だったという。

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