コロナ禍により、夫婦で一緒にいる時間が増えたせいで、「夫から数十年ぶりに求められるようになった」という仲のよさをうかがえる声がある一方、「顔も見たくない」「離婚を考えている」といった関係の悪化を思わせる対極的な声もちらほら聞こえる。新型コロナウイルスは、夫婦たちにどんな影響を与えたのだろうか──。
そこで本誌・女性セブンは、コロナ禍における夫婦仲についての実態を探るべく、既婚女性読者に大アンケートを実施(※)。2019年に行った、同様のアンケート結果と比較したところ、“夫婦生活の意義”に大きな変化が見られた。
【※『女性セブン』の読者(全国の20~80代既婚女性)462人が回答(回答期間2020年11月5~30日)】
“夜”がなくても仲がいい夫婦が72%
コロナ禍での夫婦仲の変化について質問したところ、72%が「仲がよくなった」と回答している。お互いの体調を気にかけるようになったり、会話の時間が増えたことで、これまでの誤解がとけたなどの意見が多く、また、夫が率先して家事を分担するようになったおかげで、けんかの回数が減ったようだ。
「健康のための“お散歩デート”は毎日です」(51才)
「家が狭いのに家族4人がずっといて、最初は圧迫感がストレスだったのですが、慣れると人肌が心地いい。小さなソファに夫婦2人でぎゅっと寄りそって座り、映画を見るのが幸せです」(46才)
「最近は、“外で余計な場所を触らないように”なんて、手をつないで出かけたり、ハグが増えました」(54才)