M-1優勝で2021年はブレイク必至(写真は『M-1』HPより)

M-1優勝で2021年はブレイク必至(写真は『M-1』HPより)

『学校へ行こう!』ファンが忘れられない存在

 1997年から2005年まで、爆発的な人気を誇った学校教育バラエティ番組、『学校へ行こう!』(TBS系)の視聴者にとっては、野田は懐かしい存在でもある。V6の冠番組としてジャニーズファンだけでなく多くの学生に愛された同番組で、端正な顔立ちの、坊主頭のヤンキー少年がフォーカスされていたことを記憶している人もいるかもしれない。番組内の「お笑いインターハイ」という企画で、ツンツン頭の相方とともに、ツッパリ風コンビ「セールスコント」で見事優勝したのが、当時高校生の野田だったのだ。

 V6ファンの女性・Bさん(30代)は、当時の様子を今も覚えているという。

「私たちの世代にとって、『学校へ行こう!』は毎週の楽しみでした。次の日、小学校や中学校で番組の話題で持ちきりだったので、かならず見ていましたね。坊主頭の彼のこもをよく覚えています。

 お笑いは詳しくないですが、マヂカルラブリーさんがテレビに露出するようになってから、『まさかあの坊主のヤンキーが野田クリスタルさんだったとは!』と、はしゃいでしまいました。あの頃から、お笑いに没頭していた少年が、M-1で優勝するなんて、同世代の番組視聴者としても嬉しいです。諦めないで続けることの大切さを実感しました」(Bさん)

 今回のM-1は、例年とは異質の決勝だったかもしれない。決勝に初出場した「東京ホテイソン」は、番組放映前から「今年のM-1は妖怪大運動会になる」と予見していた。実際、昨年大会を席巻したミルクボーイ、かまいたち、和牛といった関西の正統派漫才に対して、今年は東京勢も多く、従来の「漫才」の枠に収まらないネタが多かった印象だ。

 そうした中、自身のスタイルを貫き見事に優勝したマヂカルラブリー。上沼との対面を果たし、その絡みも注目を集めた。番組の終盤、「最下位を取っても、優勝することがあるので、みなさん諦めないでください」とコメント。その言葉は、多くの若手芸人とお笑いファンの心に刺さったはずだ。

おいでやすこが(M1公式HPより)

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