国内

安倍昭恵さん「桜を見る会」捜査渦中でも連日の居酒屋出勤

客を見送る昭恵夫人

客を見送る昭恵夫人

 Go Toトラベルの全国一時停止が発表された翌日の12月15日。夜6時過ぎに安倍昭恵夫人は、軽やかな足どりで自身が経営する居酒屋「UZU」へと入っていった。

「安倍前首相の『桜を見る会』前夜祭の経費補填問題は、特捜部が安倍事務所の公設第一秘書を政治資金規正法違反の疑いで立件する方針を固めている」(大手紙記者)

 昭恵夫人も前夜祭に参加しており無関係ではないはずだが、“関心”は別にあるようだ。夫妻の知人が話す。

「昭恵さんは『UZU』の経営に力を入れている。晋三さんが総理を辞めて気兼ねがなくなったのか、店にも足繁く通っています。コロナで完全予約制にしているようなので、客入りなどを心配しているようです」

 同店は無農薬、無添加の食材を元にしたメニューが売り。「山口県産」は特におすすめのようで、時短営業の一方でテイクアウトも実施している。いずれもベテランと思しき男女の店員たちが切り盛りするが、昭恵さんの思い入れは相当なものだという。永田町関係者が語る。

「UZUは昭恵さんにとってまさに“自分の居場所”なんです。自分がやりたいことを全部やって、かつ自分だけでも食べていけるってことを証明してみたくて始めた店。だから常連客に対しても“ケア”は手厚い。コロナ禍にあっても時間が許せば店に顔を出すようにしているようです」

 この日は夜10時半過ぎ、店内からグループ客に次いで、昭恵夫人が出てきた。客らから声をかけられると、昭恵夫人はノーマスクに満面の笑みで応対。手を振りながら、ハイヤーへと乗り込んでいった。

 翌日の夜7時過ぎにも、昭恵夫人は店に姿を現わしており、いかに店の経営に熱心かが分かる。

 ちなみにこの店、東京では一時停止となっているが、Go Toイートの対象店でもある。自分たちで補填したり、国に補填してもらったり、なかなか収支の合わない夫婦である。

※週刊ポスト2021年1月1・8日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
【白鵬氏が九州場所に姿を見せるのか】元弟子の草野が「義ノ富士」に改名し、「鵬」よりも「富士」を選んだことに危機感を抱いた可能性 「協会幹部は朝青龍の前例もあるだけにピリピリムード」と関係者
【白鵬氏が九州場所に姿を見せるのか】元弟子の草野が「義ノ富士」に改名し、「鵬」よりも「富士」を選んだことに危機感を抱いた可能性 「協会幹部は朝青龍の前例もあるだけにピリピリムード」と関係者
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
部下と“ホテル密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト/目撃者提供)
《前橋・小川市長が出直し選挙での「出馬」を明言》「ベッドは使ってはいないですけど…」「これは許していただきたい」市長が市民対話会で釈明、市議らは辞職を勧告も 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン
維新に新たな公金還流疑惑(左から吉村洋文・代表、藤田文武・共同代表/時事通信フォト)
【スクープ!新たな公金還流疑惑】藤田文武・共同代表ほか「維新の会」議員が党広報局長の“身内のデザイン会社”に約948万円を支出、うち約310万円が公金 党本部は「還流にはあたらない」
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《ほっそりスタイルに》“ラブホ通い詰め”報道の前橋・小川晶市長のSNSに“異変”…支援団体幹部は「俺はこれから逆襲すべきだと思ってる」
NEWSポストセブン
東京・国立駅
《積水10億円解体マンションがついに更地に》現場責任者が“涙ながらの謝罪行脚” 解体の裏側と住民たちの本音「いつできるんだろうね」と楽しみにしていたくらい
NEWSポストセブン
今季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選出され史上初の快挙を成し遂げた大谷翔平、妻の真美子さん(時事通信フォト)
《なぜ真美子さんにキスしないのか》大谷翔平、MVP受賞の瞬間に見せた動きに海外ファンが違和感を持つ理由【海外メディアが指摘】
NEWSポストセブン
柄本時生と前妻・入来茉里(左/公式YouTubeチャンネルより、右/Instagramより)
《さとうほなみと再婚》前妻・入来茉里は離婚後に卵子凍結を公表…柄本時生の活躍の裏で抱えていた“複雑な感情” 久々のグラビア挑戦の背景
NEWSポストセブン