2020年も『NEWSポストセブン』では数多くの記事を紹介し続けてきた。その中から編集部が、ネットで反響の大きかった記事を中心に、巷の重大ニュースとは、ひと味違う2020年の「重大ニュース」を厳選した。ここでは【スポーツ】編ベスト10を紹介。トップ3の記事については、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏が解説する。(以下「」内は中川氏のコメント)
スポーツ編1~3位
【1位】
■若者に人気のカバディ、練習中の「カバディ連呼」が禁止に(7月)
「東京五輪がどうなるか? プロ野球やJリーグはどうなるのか? といった中、恐らくほとんどの人が注目していなかったであろうスポーツ『カバディ』に関し、『確かにそれはその通り! 良い視点!』というのがこの記事ではないでしょうか。ぜひ、記事をじっくり読んでいただきたいですが、カバディ運営側の苦悩がよく伝わってきました」
【2位】
■瀬戸大也 会食時の口癖は「シャンパンあけましょう」(10月)
「聖人君子的体育会系と勝手に世間から見られていた瀬戸選手が、まさかの不倫活動をしていたことで世間に衝撃的な受け止められ方をしました。ただ、人間ってのは、多かれ少なかれ裏があるものです。そして、この記事については、本流とはあまり関係ないまでも『シャンパンあけましょう』というフレーズに、『おっ、おう……』的な哀愁が漂うのでありました」
【3位】
■フジ若手アナ「ダブルアウト」「防御率4割9分1厘」の迷実況(7月)
「スポーツに関してネットのコメントを見ると、本当に詳しい人が多いんですよね……。『誰この選手?』みたいな2軍と1軍を行ったり来たりみたいな選手がトレードされたりするとその選手のことをよく知る人が『これはヤマダにとっては良いトレード。○○球団の××部分の補強に合致するはず』などと評論してくれます。だからこそスポーツ中継のアナウンサーってのは、ツッコミを受けないためにも勉強しなくてはいけない。ネット時代のアナウンサーの大変さを示してくれました」
以下、4~10位
【4位】■錦織圭、観月あこと入籍していた! 東京五輪メダル目指す(12月)
【5位】■サッカー日本代表・南野拓実、マッサン女優と“国際恋愛”(1月)
【6位】■休場力士は何してる?「さっき自転車に乗って出かけたよ」(9月)
【7位】■稲垣啓太に新恋人、相手はミス日本グランプリ すでに同棲も(6月)
【8位】■藤井聡太二冠「自作PC」の値段にパソコンマニアもびっくり(9月)
【9位】■王貞治氏が明かす「プロ野球16球団構想」の真意(2月)
【10位】■無観客試合続出 応援は成績に影響するか、データで徹底検証(3月)