芸能

岡崎体育、ブレイクの理由 「当たり前」を取り入れる曲作り

(岡崎体育オフィシャルウェブサイトより)

「笑える」と「泣ける」の両刀使い(岡崎体育オフィシャルウェブサイトより)

 公開中のアニメ映画『劇場版ポケットモンスター ココ』で、シンガーソングライターの岡崎体育が主題歌をはじめとした劇中楽曲のプロデュースを担当していることが話題になっている。大のポケモン好きで知られる岡崎は、過去にテレビアニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』のテーマ曲を担当したこともある。

 満を持して劇場版アニメのテーマソングを手がける形となった岡崎。自身が歌唱する『Show Window』以外はボーカルを別に迎えており、エンディング曲『ただいまとおかえり』は木村カエラが、主題歌の『ふしぎなふしぎな生きもの』はトータス松本が歌唱を担当している。

 特に『ふしぎなふしぎな生きもの』は公開前から「泣ける」と好評だった。映画本編のストーリーと同様、父親の子どもへの愛情を感じさせる歌詞が、人々の涙腺を刺激しているようだ。

 岡崎はいまや“ポケモン歌手”として、幅広い世代に支持されるアーティストとなった。そんな彼が最初に世間に知られるきっかけは、2016年5月リリースのデビューアルバム『BASIN TECHNO』の収録曲『MUSIC VIDEO』だった。ミュージックビデオ(MV)あるあるを詰め込んだ歌詞と実際のMVが大反響となり、多くのメディアで取り上げられた。その後も『感情のピクセル』や『FRIENDS』などが、笑える楽曲として話題になった。

「笑える」と同時に、岡崎は『ふしぎなふしぎな生き物』のように「泣ける」楽曲も得意としている。なぜ岡崎体育は、幅広い作風を手がけることができるのか? 芸能ライターの田辺ユウキ氏は、岡崎の「当たり前のことをちゃんと言う」力に着目する。

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