陸上の花形である男子100mは、日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(21)に、前記録保持者の桐生祥秀(25)、小池祐貴(25)の9秒台トリオが先行するが、リオ五輪以降不調が続いていたケンブリッジ飛鳥(27)が20年シーズンは復調。3年ぶりに自己ベストを更新した。山縣亮太(28)、多田修平(24)、飯塚らと6月の日本選手権までの代表争いで火花を散らす。もはや日本は、短距離後進国ではない。
レポート/柳川悠二(ノンフィクションライター)と週刊ポスト取材班
※週刊ポスト2021年1月15・22日号