国内

小室圭さんの釈明会見 宮内庁は「天皇誕生日直前の実施」に憂慮

騒動の説明はいつになるのか?(写真は婚約会見時、時事通信フォト)

騒動の説明はいつになるのか?(写真は婚約会見時。時事通信フォト)

 秋篠宮皇嗣が昨年11月の誕生日会見で「決して多くの人が喜んでくれている状況ではない」と語り、その直後には西村泰彦・宮内庁長官が、母親の元婚約者との金銭トラブルについて説明責任を果たすよう小室圭氏サイドに強く求めた。

 眞子内親王の結婚問題が前進するか否か──。その行方は小室氏の“次の行動”に委ねられている。しかし現在に至るまで、小室氏は沈黙を貫いたままだ。宮内庁担当記者が言う。

「もし小室さんサイドが釈明会見を行なうとすれば、1月下旬と考えられていた。以前、小室さんが“金銭問題は借金ではなく贈与”と主張し、すでに解決済みとする文書を出したのが2019年の1月22日のことだったからです。例年なら、1月下旬は歌会始や講書始などの新年祝賀行事が一段落し、天皇皇后両陛下をはじめ皇族方が静養に入られる。皇室行事の邪魔にならない絶好のタイミングでした。

 しかし年明け早々に再び緊急事態宣言が発令されて状況が変わった。コロナ禍で国民が自粛を強いられている最中に、皇室をめぐるトラブルで世間を騒がせるわけにはいきません。少なくとも宣言期間中の2月7日まで小室さん側が動くことは考えにくい」

 とすれば、事態が動くのは2月中旬以降か。小室氏に一刻も早い釈明が求められているのは周知の通りだが、宮内庁には憂慮があるという。

「2月23日には天皇誕生日が控えています。例年、その数日前には宮内庁担当記者たちを前に誕生日会見の収録も行なわれます。天皇陛下となられて最初の誕生日となった昨年は“国民の象徴”となられた決意をしっかりと語られた。今回の会見も、コロナという危機に直面する国民に対しメッセージを届ける大事な機会となります。

 そんな大きな行事の直前に会見を開いて、借金など暗い話題が皇室のニュースとして報道されることは宮内庁としてはなんとしても避けたいところです」

 普通の感覚なら、そのようなタイミングは避けて当然だろう。しかし、これまでの経緯を考えると天皇誕生日前に小室氏が突如として釈明会見を開く可能性も否定できないという。別の宮内庁担当記者も言う。

「小室さんにそのような“皇室に迷惑をかけない”という深い考えがあるようには思えません。皇嗣殿下の誕生日会見での再三の問いかけをスルーしているだけではない。2019年に“借金トラブルは解決済み”という文書を出したときは、宮内庁や秋篠宮殿下も寝耳に水だったと聞いていますし、そもそも2017年の婚約内定会見も、天皇皇后両陛下(当時は皇太子夫妻)が出席された国民文化祭と日程が重なった。

 皇室の常識として、目上の方のご公務がある場合、目立つ行動を控えるものです。そのため婚約記者会見も、宮内庁から別の日取りにするよう提案されていたようです。しかし、当時法律事務所に勤務していた小室さんは“平日は仕事があるので難しい”“休みをとることもできない”と強く主張し、仕方なくその日程となったと聞いています。今回も、同じようなことが起こってもおかしくないと宮内庁関係者は危惧している」

関連記事

トピックス

前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
中日に移籍後、金髪にした中田翔(時事通信フォト)
中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
新たなスタートを切る大谷翔平(時事通信)
大谷翔平、好調キープで「水原事件」はすでに過去のものに? トラブルまでも“大谷のすごさ”を際立たせるための材料となりつつある現実
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
映画『アンダンテ~稲の旋律~』の完成披露試写会に出席した秋本(写真は2009年。Aflo)
秋本奈緒美、15才年下夫と別居も「すごく仲よくやっています」 夫は「もうわざわざ一緒に住むことはないかも」
女性セブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
女性セブン
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン