芸能

小川彩佳アナの『NEWS23』が苦戦、コロナ禍の生活変化が直撃か

TBS『NEWS23』はテレ朝から小川彩佳アナを迎えたが…(写真/共同通信社)

TBS『NEWS23』はテレ朝から小川彩佳アナを迎えたが…(写真/共同通信社)

 テレビ東京の『ワールドビジネスサテライト』(WBS)が、4月改編で番組開始時間を1時間繰り上げ、「夜10時スタート」となることが報じられた。33年続く看板番組の“初めての引っ越し”となったが、新型コロナウイルス感染拡大による生活様式の変容も影響しているのかもしれない──。

 コロナ禍では在宅勤務の普及や夜間営業自粛などで、ニュースの視聴時間や就寝時間が早まるなどのライフスタイルの変化も生じている。そうしたなかでも好調なのが、夜9時、10時スタートのニュース番組だ。

 NHKの『ニュースウオッチ9』もコロナ禍が追い風となり高視聴率をキープしているようだ。同番組では昨年3月、MCが桑子真帆アナ(33)から和久田麻由子アナ(32)に交代している。

「朝の顔だった和久田アナを夜に配置転換することを疑問視する声もあったが、やはりこうした“災害情報”はNHKが強い。コロナというピンチをチャンスに変えたことで、局内では“持ってる女”と評判です。東京五輪が開催されれば、スタジオのメイン進行役に抜擢されるとも囁かれています。もともと美人アナとして人気だったが、落ち着いたニュース読みでエースの座を不動のものにしました。

 一方、朝のニュースに異動した桑子アナは大学時代の先輩から“間男扱いされていた”と週刊誌で告白されるなど散々です」(NHK局員)

 一方、「報道のTBS」の看板を背負いながら、苦戦を強いられているのが、TBSの『NEWS23』である。直近の視聴率は4.84%。テレ朝から小川彩佳アナ(35)を迎えたものの、停滞が続いている。

「コロナによるライフスタイルの変化が直撃しているのが『23』です。筑紫哲也さん(故人)が“顔”だった時代が長く、メイン視聴者はリベラル志向の団塊世代。日曜の朝に同じTBSの『サンデーモーニング』を観る層と重なります。視聴者の高齢化が進んでいるので、深夜11時の番組スタートは遅すぎる」(キー局関係者)

 TBS内部の危機感も大きいようだ。昨年11月頃からは、夜9時、10時前の5分程度のスポットニュースに小川アナが加わった。

「本来は局アナがやる仕事ですが、特例として小川さんがやっている。ニュースの最後に、その日の『23』の特集なども紹介し、何とか1、2時間後の本番に誘導しようという狙いです。ただ、視聴率アップにはつながっていない。報道系は特に局内のしがらみが多いだけに一気に変えることは難しく、スタッフも頭を悩ましています」(TBS関係者)

関連記事

トピックス

生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
麻辣湯を中心とした中国発の飲食チェーン『楊國福』で撮影された動画が物議を醸している(HP/Instagramより)
〈まさかスープに入れてないよね、、、〉人気の麻辣湯店『楊國福』で「厨房の床で牛骨叩き割り」動画が拡散、店舗オーナーが語った実情「当日、料理長がいなくて」
NEWSポストセブン
保護者を裏切った森山勇二容疑者
盗撮逮捕教師“リーダー格”森山勇二容疑者在籍の小学校は名古屋市内で有数の「性教育推進校」だった 外部の団体に委託して『思春期セミナー』を開催
週刊ポスト
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
新宿・歌舞伎町で若者が集う「トー横」
虐待死の事例に「自死」追加で見えてきた“こどもの苛烈な環境” トー横の少女が経験した「父親からの虐待」
NEWSポストセブン
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
NEWSポストセブン